3月16日
32w0d
リトドリン6A20m/h、マグセント8m/h持続投与3日目です。
副作用に少し慣れてきたような気がします。
マグセントを開始した翌朝はトイレに行こうとして立ち上がった時に膝の力が抜けて転びそうになりました

もし転んでしまったら…と想像しただけでもゾッとします

マグセントを開始すると尿測、毎日足の頸反射の確認を行います。
私の場合、元々足の頸反射が鈍くて毎日確認しても反応があるのかないのか微妙なところでした。
尿測は本当に面倒です

お腹は日に日に大きくなるし、常に点滴も繋がれているし自由がなく苦痛しかなかったです。
でも、血中濃度が上がると尿が減ってしまうのでそれを観察していくためには大事なこと。
頭では分かっていてもやはり面倒

患者さんて、面倒でもやってくれてたんだなぁと患者さん側になってみてまた改めて思いました。
復帰したら患者さんに優しくしよ
何回思ったことでしょ…


この日は朝モニターをつけて張りがありませんでしたが、シャワーは自ら断りました。
もちろん助産師さんも体拭きくらいにしてもらえると…と言いづらそうに言っていました。
現時点でまぁまぁの量の点滴量で、シャワーの為1時間も点滴を止めるのは正直怖いものです。
体を洗わないからって面会も禁止だし、人に会うわけでもない、誰も私の容姿なんて気にしない。
何より今はお腹の張りを抑え込むことが第一。
そう思って断ったことももちろんですが、副作用によってとにかく体が重だるかったのです。
全くやる気もおきないし、瞼も重くて眠くもないのに目が開きづらいのです。
ましてや膝に力が入りづらいのにシャワー中に足を滑らせない自信もないです。
ツインズが産まれるまではシャワーは諦めていました。
病室内での私の行動範囲はベッドから2メートル先のトイレのみ。
それ以外は動くことはほとんどありませんでした。
食事の時座ってみるもお腹が苦しいし胃も圧迫されて10分以上座ることが出来ませんでした。
何よりマグセントの副作用で口の中が常に熱くて味もよく分からなくて食事が進みませんでした。
熱いものが食べられない、量も食べられず主食のお米は柔らかい軟飯を半分にして配膳されてもしばらく置いて冷めた頃に食べました。
それでも座ってられず全量を食べることはあまりありませんでした。
そこまでしてもこの日の夜は虚しくも強いお腹の張りと痛みが出てしまいました。
夜の9時過ぎあたりから腰の痛みを感じ、張りが10分をきる間隔でおそってきました。
頓服の当薬甘草湯を飲んで30分ほど様子を見るも張りの間隔が広がるところかむしろ5分おきにやってきました。
張りの度に腰の痛みと下腹部の痛みが強くなってきていました。
さすがにこれはマズイと思いナースコール。
すぐに助産師さんがやってきてとりあえずモニターを装着。
20分ほどして当直の先生に報告してもらいマグセントを10m/hへ増量になりました。
あぁ…上がってしまった…
でもまだ猶予はあるからこれくらいなら何とか耐えられる。
そう思ったこの日でしたが、2日後の夜も、その次の2日後の夜もお腹の張りと痛みが強くやってきてしまいマグセントは14m/hに増量されました。
副作用はもちろんどんどんキツくなりました。
朝になるとふらつきが増してトイレの為に立ち上がろうとするとなかなか力が入りません。
何とか立ち上がり、点滴棒を支えにしてトイレの往復をしました。
点滴も持続投与だし、喉の渇きがひどくて水分の摂取量も多い為トイレは一日あたり14回前後。
尿の管を入れてもらいたいくらいでした

3月20日の増量があってから1週間はなんと
張りがなくそのまま穏やかに過ごす事が出来ました。

このままいけるかも知れない

安静を継続して、ツインズを1日でも長くお腹に留めておこう

そう思ったのに…