3月27日
33w4d
あと3日で34週。
仮に34週での早産だとしても赤ちゃんは自分で力で生きられる可能性がぐんと高くなります。
そして私のいる病院では34週であれば他の病院に転送されずそのまま産める可能性が高くなります。
毎日指折りで日を数えて何とか無事1日が終わることを願う日々を過ごしていました。
1週間張りもなく経過して、あわよくば37週までいけるのではないかと淡い期待までもったりする日もありました。
副作用はもちろんキツイです。
でも体がもつなら耐えられると思っていました。
それくらい気持ちも少し晴れやかになったいたのです。
助産師さん達にも最近落ち着いてるし、なんとかもつのではないかと言われていました。
ただ、私の体格的にそろそろ限界でもっても34週かもという人も。
正直私自身も今は張りが落ち着いていても34週がギリギリではないかと思うところもありました。
なぜなら、おしるしの様な血液混じりの粘液が毎朝出ていたのです。
お腹もさらに大きくなってきていて、ベッド上で寝返りをうつだけでもお腹が張ったり、トイレに行くときに立ち上がるだけでも恥骨あたりに重みが強くのしかかる感覚が毎回ありました。
パンパンに膨れ上がったお腹は今にでもはちきれそうなほど突っ張っていました。
お腹の表面ではなく、子宮がはちきれそうな感覚です。
間違いなくお産が近づいてきている…
ただの勘かも知れません。
でもそんな予感があたりそうな気がしてなりませんでした。
あわよくば4月2日をこえたいけど、そんなことより34週すら迎えることができないのではないかという不安は常にありました。
あと3日なのに、何ヶ月も先の様な時間の流れでした。
この日も朝からおしるしの様な粘液が出てました。
粘液が出る度に不安が募っていくだけです。
まただ…
不安を抱えたまま夜を迎え、頼むから張りがこないことを願いながら寝ようとすると何となく腹痛が出てきているような…
気のせいかも知れないけど、念のため頓服の漢方を飲んでおきました。
内服後30分ほど経過しても眠気はこず腰の痛みが出始め、腹痛を伴う張りが頻繁に出現しました。
明らかに薬を上げないとダメな張りでした。
ナースコールをし、すぐにモニター装着。
モニターを装着して20分ほど経過した頃、
助産師:先生に報告したらマグセント15に上げてって。
私:1刻みで上げるんですか?それで治ります?
助産師:何とも言えないよね…
マグセントを15に上げて10分経過しましたが、張りと痛みは一向にひかず、むしろ強くなっていました。
助産師:先生が16に上げてって。
私:また1刻み?いっそうのこと2くらい上げてくれたらいいのに…
またマグセントを1上げて16m/hにしてさらにら10分程経過を見ていました。
でも治らず…
そしてさらにマグセントを1上げて17m/hに。
10分経過しそれでも治る気配なく、さらに10分経過を見ても治りませんでした。
内心では、1刻みで上げるから治るものも治らないと思っていました。
するとまた助産師さんが来て、
助産師:マグセントを20に上げてって…
私:そうですか…
助産師:今は上げるけど、明日張りが落ち着いていたら先生に確認して下げたりしていいって。
私:下げられるんですかねぇ…
次の日のことなんて考えられず、とにかく今は治ってほしいしか思いませんでした。
マグセントを最大限に上げてから数分で張りは治りました。
それと同時に体の熱感が強くなり、口の中はカラカラ、喉の奥は灼熱様な不快感が増すばかり。
でもこれを我慢すればツインズをまだお腹に留めておける…
我慢…
我慢…
とにかく今は耐えよ…