リトドリンMAX、マグセント8ml/h継続中。
マグセントの副作用は想像を超えるものでした

口の中は常に熱く、氷が手放せません。
ご飯も徐々に食べられる量が減りました。
配膳されてすぐだとご飯が温かく、口に入れるとその温かさが不快でしかなかったです。
おかずの味も塩分をあまり感じられない、とにかくまずい、普通の硬さの白米も喉につっかかるようで噛んでも噛んでも喉を通りにくい。
配膳される量の半分を食べるだけで精一杯でした。
食事の時間が苦痛でしかない。
そして体重は増えず横ばい。
でも食べないとツインズが大きくならない。
どうにかしても食べなくてはと思い、軟飯の量を半分に変更してもらいました。
便秘もマグセントの影響と食べる量が減ったせいでひどくなる一方でした。
2日おきにレシカルボン坐薬を使わないと自力で出す事は出来なくなっていました。
坐薬を使ってまで排便をした理由は、便秘で苦しいというより、ガスが滞りその影響でお腹が張りやすくなるため少しでもお腹の張りの回数を減らしたかったからです。
この頃のお腹のツインズは1人あたり1700g前後に成長していました。
羊水もしっかりあり、2人分で最低でも1500mlはあるし、胎盤も2人分と考えると子宮の中は6キロ近くの重さがのしかかっている状態でした。
単胎児だとしたらすでに臨月を大きく超える計算になります

そりゃ重い…
主治医の先生もエコーで検査をするたび
先生:まだ週数浅いし、そんな大きくならないで週数持たせたいんだけどね。
というほど私のお腹はパンパンでした。
お腹の重みもきついですが、マグセントの副作用によるめまい、足のふらつきの方がつらくてトイレに行く事も苦痛でした。
マグセントを開始すると足の頸反射も毎日確認していくのですが、日に日に足の反射はなくなっていきました。
定期的に血液検査をして肝機能や血中のマグネシウムも確認するのですが、あっという間に数値は悪くなっていき、私の体はボロボロに近い状態でした。
副作用はとにかく辛いけど、少しでも長くてツインズをお腹に留めて、呼吸器や酸素も使わず外の世界でも生きられるようにしなくちゃということだけが目標でした。
長くてもあと1ヶ月、せめて2週間だけでも耐えればツインズは外の世界で生きられる確率がぐんと上がる。
私のこの期間がツインズにとっては人生の分かれ道になる…
頑張って耐える。
マグセントはまだ限度までいっていない。
私さえ耐えれば、元気なツインズに会える。
この頃には世間は新型コロナの影響で面会は完全禁止。
娘に会えることも出来ない。
テレビ電話越しに娘に、
娘:ママ〜、ここ来て!ママ〜、ギューして!
と言われても抱きしめることも出来ず。
娘はギューしてと言いながら主人のスマホを抱きしめていたそうです。
今でもそのやりとりを思い出すと辛くてたまりません。
我が子を抱きしめる事も出来ないなんて…
新型コロナを恨むしかありませんでした。
でも病気じゃない。
無事ツインズが産まれてくれれば…
2人に会える事だけが心の支えでした。