先日、年配の方に突然言われました。
「あんたは、男か?女か?」
これ、よ〜く言われます
周囲にいる人は慌ててフォローしてくれたり、
私が全く気にしていないことを知ってる友人は、逆に
「また言われとる🤣🤣🤣」
って笑ってくれますw
いや、むしろこんなふうにあけすけに言う人は、思ってる人の中のほんの数%なんでしょうね。
「どっち??」
って思ってる人けっこう多いのかも。
私は、私をどう見られていようと、全く気にしていません。
その人が私に関わる
お医者さんとか、
提出する書類の受付担当とか、
何かしら性別がわかって対応したほうがスムーズな立場だったり
私と付き合うとか、結婚を考えるとか
何かしら深い関わりを持つような立場だったり
そんな人でなければ、
私の性別がどうであろうと絶対的に必要な情報ではないからです。
その人にとって気になるかどうかだけで。
不親切なのか?
とも思う部分はあるけど、
私にとっては単なる個性だし、他人がどう見るかのために自分を偽るなんてナンセンスだと思う。
私自身を知りたいと思って話しかければ、わかるだろうし。
わかったところで、どっちであろうと別に大したことでないこともわかると思う。
わざわざそんなことを聞いてくるような人にとってはね
だから、どうでもいいので、全く気にしない。
これは、ジェンダー・ハラスメント(ジェンハラ)にあたります。
ざっくり
「男らしさ・女らしさに関する嫌がらせ」
「女なのに化粧しないのか」
「スカート履かないのか」
「おしとやかに座れ」
よく言われましたが、
ですよwww
「女は化粧するもんだ」
「女はスカート履くもんだ」
「女はおしとやかに座るもんだ」
女は、女は……
って
誰もが、聞かないだけで服の上から勝手に見た目で男女の区別をしてて、それが正解か不正解かなんて気にせず生きてる。
のに、どっちかわからない時は気になる。
ってだけのことです。
私にとって
隠すつもりも、腹を立てる必要もないことです。
男らしさ・女らしさを否定するつもりはないし、それを選択する人もしない人も、
それぞれが自分らしくあればいいだけだと思う。
「らしさ」を選ぶのが心地よいなら選べばいいし、
そこに拘らずに選ぶのも、
拘って選ばないのもいい。
私個人としては、「らしさ」自体誰かが作ったものなので、どーでもいいって感じですね。
さて。
先日、年配の方に突然言われました(パート2)
【※ものすごい差別発言につき、閲覧注意】
「あんた、結婚しとん?子どもおんの?」
これはマタニティ・ハラスメント(マタハラ)で、
「子なしハラスメント」とかいう言葉もあるようです。
初対面でしたけど、別に隠すことじゃないので普通に会話しました。
「はい、結婚してますよ。子どもは2人います」
そしたら、こんなこと言われたんです。
「ええなあ。
一人くれへんか?」 ←は??
「うちの息子の嫁、結婚して10年経つのに子ども産みよらんねん。
子ども産まへん女なんか、女の価値あらへん。
息子に、他所で子ども作ってこい、って言うてるんや」
・
・
・
思考停止。。。
ご年配はこういう価値観の方、けっこうおられるようです。
ムカつくより何より、驚きが大きかったですね。
家族計画の選択はそのご夫婦の問題。
女性だけが抱えているとも限らないし、ご事情があってのことだと思います。
子どもがいてもいなくても、ご本人たちの選択です。
「子ども」に対する価値観もしかり。
何より、初対面の私に話すことか?
こんなふうに、あちこちで話しているのかと思うと、息子さんご夫婦、特に息子さんのパートナーさんが不憫でした。
それでも
そのご年配にとっては、
正しいと思っている価値観なのです。
共感する方も多いのも現実。
なんの感情も表情も出さずに対応しました。
私は、他人の言葉でマイナス感情に大きくブレることはあまりありません。
さっきのジェンハラもそうですが、
「不快」と取れることを言われたら私はこう思うんです。
「この人と親しい間柄でなくてよかった」
その人の価値観は、別に間違ってるわけじゃなくて
私とは合わないだけ。
まあ、親しい間柄であっても、
自分との違いを認識しているので、自分の中に取り入れる選択をしないだけのことです。
だから、言われたことで悩むことはありません。
言われて凹むのは、自分の過ち・誤りに気づかされ、自覚して変化を自分自身も求めている時。
それ以外は流されることは滅多にありません。
(滅多にって書いたな。稀にはあるのかな?←自問)
言われて悲しい気持ち、嫌な気持ち、腹が立つ気持ちが湧いた時は、
その感情にしっかり向き合います。
めちゃくちゃ悲しい!!
めっちゃ嫌!!
超〜〜腹立つ!!
感じきったら、その感情はなぜ起きるのか深掘りします。
状況を解消し、感情を昇華できる方向へ持っていきます。
世の中、本当いろんな人がいるなあ
人の数だけ価値観があるなあ
今まで関わることのなかったエリアに入った時に出会う人たちから教わることで
今一度、自分の価値観を見つめ直しています。