長男が、目を怪我しました。
結果的に大事に至らず、全然大丈夫でした🤗
怪我したすぐは、
視界の端の方が白っぽくなっていたと聞いて、
そういえばわたしも高校生の頃、目に大怪我をして失明の危機だったことを思い出しました。
高校に入って公式テニス部に入ったわたし。
地元では強豪校でインターハイに出る先輩がたくさんいる高校でした。
夏休みの合宿初日、ボール拾いをしていた時に先輩のスマッシュがまともに左目に当たり、メガネが吹っ飛び、1ヶ月間、絶対安静。
合宿はおろか、しばらく部活行けませんでした
この時ね、
目の前がまっっっっっ白になったんです。
すりガラスのようにうっすら白い膜があるわけではなく、
本当に、真っ白で
目を開けているのに何も見えない真っ白の世界がとても不思議で
テニス部の顧問の先生が慌てて病院に連れて行ってくれる間じゅう
不思議な世界に夢中になっていたのを覚えています。
(多分、目は閉じた方がええんやと思うけどw)
怪我の状況はよくわからないけど、たぶん眼底出血だったのかな。
かなり長い間ずっと
目の前真っ白!
でした。
今は、視力は低いけど見えてます
話は変わりますが、岐阜県の華厳寺に行った時に、「胎内めぐり」の体験をしました。
岐阜県華厳寺の胎内めぐり(←わたしのブログじゃないけど、わかりやすいので)
本堂の下、御本尊様の下にある廊下を歩いて、錠前を探して触ってくるんだけどね。
ただそれだけなんだけどね。
もう、、、
とにかくまっっっ黒!!!!
真っ暗、というより、漆黒!!!
目を開けてるのか閉じてるのかもわからなくなるくらい。
手探りで廊下を歩いて錠前を触って出てきます。
わたしこれ初めて行った時、コバシャールさんに連れてってもらっておススメされて、よくわからんと1人で入って
入ってからすぐ後悔しました。
超〜〜コワイ!!!
あんな真っ黒な世界初めてで、
1人だったから音もなく、
ただただもう、怖くて、2センチずつしか進んでないんじゃね?ってくらいゆっくりゆっくり進んで、
そのまま出てしまったんです あれ・・・?
で、もう一度行ってきなとコバシャールさんに言われて入ったんですけど、
今度は全〜〜然怖くない。
すたすたと、壁も軽く触る程度でズンズン進み、そのうち錠前も無事に見つけ、さくっと出てきました。
これ、もんんんのすごく、実感しました。
今日、この「目の前真っ白」と「目の前真っ黒」の世界を思い出していて
「完全真っ黒」は人工的に作れるけど、
「完全真っ白」は難しいだろうなって思いました。
そういえば、真っ黒の世界はとても怖かったけど、
真っ白の世界は、恐怖感がなかったなあって思います。
その場の状況でいえば、失明の危機にあった白のほうが怖いはずだと思うけどね。
なんとなく
白い世界は天で
黒い世界は地
って感じがする。
わたしはあのとき、あの真っ白の世界が見たかったんだろうなと思います。
仲良しの友達が入るからとか、
ユニフォームが素敵だからとか、
先輩がかっこいいからとか、
きっと本当にやりたいことではないのに入ってみてキツかったテニス部を、うまく休む理由ができてよかったのかもしれないと。
部活はとっても楽しかったけど、練習はめちゃくちゃキツくて、目の事故もありついていけなくなったわたしは高2になる前に退部し、
その後、理容師への道を歩むことになります。
結果的にそうしていたことが、身を助けることになりました。
ホント、これだと思います。
起こった出来事に意味はなくて、
自分がどう捉えたいか、どんな意味づけをしたいかだけなんだなって思います。