まんじゅうこわい
じゃなくてね(笑)
ま、ある意味それもあるかな

時代劇にでも出てきそうな
とんでもないオンボロの長屋でした。
どうやら結婚を反対されて駆け落ち同然で結婚したらしい両親。
私は生まれてから、何度も引越しをしました。
どこもボロボロでお風呂がなかったので、幼いころは銭湯通いでした。
お金があったのかなかったのか
と聞かれれば、
あったとはとても言えない。
だけど
表面上は一般家庭の人たちと
特に変わりない生活をしていたように思います。
電気や水道が止められたことも
借金取りが押しかけてきたこともありません。
毎日ご飯を食べられて、洗濯した服を着て、
テレビを見て、学校にも通い
特に不自由な生活だった覚えはないです。
なのに
父の稼ぎが少なかったのか
母のやりくりが下手だったのか
親はいつも
いつもお金お金と言っていました。
そんなわけで
私は早い段階から
お金を手放してしまっていて、
お正月にもらうお年玉は
中身をもらったことはなく
(袋をくれる行事だと本気で思ってた)
高校生の時のバイトのお金は
学校の学費や修学旅行費、免許のお金に消え、
残りはほぼ親へ
たまにコンビニで自由に買えるお菓子が嬉しかったのを覚えてます。
お金がかかるからと、大学も諦め、
だから勉強もしなくなり
バイトしていた理美容へそのまま進みました。
なんの興味もなかったけど、
母親の勧めでした。
それからずっと今まで
もちろんいろんなことがあったけど
お金というのは
自分には縁のないものだと
初めから諦めてました。
私の手の中に残らないものだと。
すぐに消えてなくなるものだと。
そういう認識でした。
すぐに消えてなくなるから、使うのがいつも怖い。
でも管理もできない。
だからまたなくなる。
負のスパイラルだったんです。
自分にお金を使うこともほとんどなかった。
メイクはしない
髪は自分で切ったり、
美容院に行っても1,000円カット
服や小物は80%以上古着、その他はユニクロ
爪噛みは治らないからネイルなんてとても!
習い事をしたくても、自分にそんな価値はない
そんなつまらない人でした

自分でこれを
お金がないからできない、
と諦めて
全部悲観的にとらえたけど、
よーーーーーく考えたら
メイクはもともと苦手。
顔が過敏で、何かついてると無意識にイライラして擦っちゃう
→やれって言われて高級化粧品並べられても断るな
w

ヘアカットはシンプルなショートが好き。
1,000円カットのお店は上手い人が多いし、
無駄がなくて好き。
→行けって高級な美容院の前でお金渡されても断るな
w

服は小さい頃から古着がめっちゃ好き。
古着屋さんの、宝探しみたいな感覚も大好き。
→高級ブランドのお店で何でも買っていいよって言われても断るな
w

てなわけで、
私ぜんぜん不幸でもなんでもなかったんや!!!
自分で選んどったんやん!!!

ってことがわかってきて
んじゃできることややりたいことはやりゃいいやん



てなわけで、
深爪で酷かった爪もネイルで治り
子どもの頃から習いたかったお習字にも通い
着付けにも通い
少しずつですが
進んでます

相変わらず、本業?はほとんど身入りがないので
どうしようかと思案中ですが、
出ていくと、
新しいものが入る
ってのは、お金でも言えることらしいので
怖がらずに
手放してみようと思います
