先月までワタシのブログ「鎌倉 佐助の風街便り」はgooブログさんから配信していましたが、gooブログ終了ということで、Amebaブログさんから配信することにいたしました。そして本日から、あらためましてAmdbaブログ発の「鎌倉 佐助の風街便り」配信!です。

 

蛇足ながら我が心の友でもあります元文化放送アナウンサー・野村邦丸さんの新番組「日曜ぐらいは」も本日からスタート。今まさにこのブログも邦丸さんの番組を聴きながら綴り始めています。

 

ワタシのブログ、そして邦丸さんの放送も少々フェイズを変えることとなりますが、変わるというか、チェンジというか、この国の政治の世界の新展開に向けて、国政における第一党の位置にある自由民主党の総裁選挙が昨日行なわれました。その結果、石破総裁から高市早苗新総裁が誕生したことは周知のとおり。

 

小雨模様の土曜午後、ウチの陶芸教室では2名の若い女性会員さんとともに、ユルユルまったりとお教室の時間が過ぎていくのではありますが…。ときまさに自民党総裁選挙の真っ最中とあって、作陶のかたわら 選挙の様子を伝えるテレビ画面を観ながら、ワタシも政治のお話をあれやこれや。陶芸教室だか、社会科の授業だか、なんとも不思議なお教室の時間が過ぎてゆきます。

 

前日までの報道番組では共同通信社・久江雅彦氏が小泉進次郎氏優勢を予想していました。

他の政治評論家諸氏もおおかた、小泉氏の勝利を予想…。

 

総裁選挙をテレビで観ていた若い女性会員さん二人は「政治のことはよくわからないけど、女性初の総理に向けて高市さんが良いかな…」と、無邪気に語り合っています。ワタシのまわりの女性陣の間でも、この感じの「高市推し」の声がそこかしこで聞かれました。

 

5名が立候補して行なわれた総裁選挙によって、高市氏と小泉氏の決戦投票の場に。議員の投票前の高市、小泉両氏の最終演説の際、小泉氏の発する言葉には政策がほとんど披歴されず、

「心を一つに…」といった抽象的な内容に終始し、思わず「これはちょっといただけないなぁ…」と、思わずつぶやいてしまいました。

 

「マキロウ先生は誰を予想しているのですか」と聞かれましたが、ワタシとしては常日頃横須賀にさまざまな縁があり、おまけにご当人と会合などでお会いしている進次郎さん! と言いたいところではあります。が、「さまざまな閣僚経験豊富で、現在の内閣でも官房長官を務める林芳正氏が一番バランスが良かったような気がするんだけど」と答えると、二人の女性会員さんは口を揃えて「やっぱり政治の世界は難しい…。勉強しなくちゃ」と笑顔で応えてくれます。若いってことは、素直で、そして素晴らしいかぎりです。

 

というような会話が交わされるうちに決戦投票の議員票が開票されて

なんと、高市氏が4票リード。次に控える都道府県党友票は高市氏が大きくリードしているので、この時点で「勝負あり」。

 

かくして、この自民党総裁選を制した高市早苗氏が我が国憲政史上初の女性総理誕生に向けて、限りなく近づいたことになります。しかしながら、連立政権を組む公明党は高市氏とは外交、人権その他で隔たりも大きく、高市総理誕生への道はまだまだひと山もふた山も、といったところでしょうか。

 

自民党総裁選挙の興奮も冷めやらぬまま? 夕刻からは市役所で開催されている「オクトーバーフェスト」に。そぼ降る雨に包まれた会場は、季節が1ヵ月進んでしまったかのような肌寒で、あたかも晩秋の夜の如く。

 

 

ご近所のお店仲間「甘未処 こまめ」のかえさんとお揃いのメニューを前に、

「この御成町食堂さんの焼きそばは味もボリュームも満点。でも、ビールを買う前に200円のカップを買う必要ありって、なんだかなぁ…」と、ひとまずぼやいてから「では、乾杯!」。とにもかくにも、自民党総裁選から始まって間もなく行なわれる鎌倉市長選、そして街の話題あれこれ話しまくり、あっという間にオクトーバーフェストお開きの時間に。

 

一夜明け、今朝はテレビを2画面にして政治とMLBに目を凝らしつつ、

 

自民党新総裁の若かりし頃のこんな画面に

思わずビックリ…。

 

閑話休題。

 

本日の日曜日の昼前、友人に会うために再びフェストの会場に向かうと、昨夕とは打って変わって華やかなお祭り気分に包まれています。

 

会場では早くも「次はハロウィンで会いましょう」なんて会話もあちこちから聞こえてきます。

 

春の桜から始まって、萌える新緑、雨に濡れる紫陽花、夏の浜辺の海の賑わいを経て、まもなく紅葉映える街と里山の季節がやってきます。

 

神無月・10月の日々も実り多かれと願いつつ、これからも 風街便り 続きます…

 

 

 

 

 

 

 

 

これまですでにお知らせしてきましたが、本日9月30日をもちましてワタシのブログ「鎌倉 佐助の風街便り」は「gooブログ」から「Amebaブログ」にお引越しいたします。

10月から、あらためまして「Amebaブログ」発の「鎌倉 佐助の風街便り」をよろしくお願いいたします。

Facebook経由でワタシのブログをお読みいただいている方は、これまでどおり Facebookにワタシがアップした「ブログを更新しました」の記事をポチッとクリックしていただければ、「鎌倉 佐助の風街便り」をお読みいただけます。

そして「gooブログ」から直接にアクセスしている場合は、


Amebaブログ 鎌倉 佐助の風街便り


から検索していただきたく思います。いろいろお手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

思い起こせば今から14年前、かの東日本大震災が発生した2011(平成23)年にブログを開設して以来、700編のブログをアップしてきています。これまでの「gooブログ」をとおしての発信と変わらず、「Amebaブログ」から日々の出来事そのた、折りに触れてさまざまなお話をアップしていきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

佐助Room114 倉田 牧朗
 


9月も残りわずかとなり、朝夕はすっかり秋めいてきました。今となっては、猛暑、酷暑と言いながら「暑い、暑い…」と顔をしかめていた夏の日々が懐かしくも思います。

そして間もなく10月を迎えます。前回のブログでもちらりとお知らせいたしましたが、この10月からワタシのブログも「gooブログ」から「Amebaブログ」にお引越しとなります。

Facebook経由でワタシのブログをお読みいただいている方は、これまでどおり Facebookにワタシがアップした「ブログを更新しました」の記事をポチッとクリックしていただければ、「鎌倉 佐助の風街便り」をお読みいただけます。


そして「gooブログ」から直接にアクセスしている場合は、

Amebaブログ 鎌倉 佐助の風街便り

から検索していただきたく思います。いろいろお手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

そのような次第で、9月いっぱいは「gooブログ」と「amebaブログ」の両方で「風街便り」を配信することになります。

閑話休題。

前回のブログにて、福島県会津の喜多方市郊外にある倉田家の菩提寺・曹洞宗示現寺へのお墓参りに様子をアップしました。お寺のある喜多方市熱塩加納という集落は会津から山形県米沢市に抜ける街道の途中にあるとてもひなびた村です。

菩提寺である示現寺でお墓詣りを済ませると、あとは神奈川の自宅へ高速道を使って戻るのみ。さながら、小さな旅気分…ということで、熱塩加納の集落の一隅にあるかつての国鉄日中線・熱塩駅跡に向かいました。

どことなく北欧を思わせるアーチ状の赤い屋根が特徴の駅舎は、今でも鉄道ファンの間で根強い人気を博しており、訪れる人が後を絶ちません。喜多方駅と熱塩駅との11kmを結ぶ日中線は超過疎地を運行し、おまけに朝と夕方のみ1日3往復のみということで赤字路線の代表格。この日中線という路線名は熱塩のさらに北にある日中温泉に由来していますが、喜多方市の高校に通学する高校生に向けて朝夕のみの運行状況から「昼は動かぬ日中線」と揶揄されていたと聞いたことがあります。そのようなこともあり、国鉄がJRになる直前の1984(昭和59)年に廃線となってしまいました。

廃線後しばらくの間、駅者周辺は放置されたままで雑草に覆われて荒れ放題でしたが、その後徐々に整備されて、訪れる鉄道ファンも増えてきているようです。ということで

20年近く乗り続けて今や旧車の趣きを漂わせ始めてきた愛車メガーヌと熱塩の駅舎との2ショット?


かつて駅に掲示されていた駅名標もそのまま残っています。




駅舎内には、ワタシ世代にはとても懐かしい達磨ストーブが。

今から60年前くらいの小学生当時、冬になると早朝に登校して教室の一角にあるこのような達磨ストーブにワタシたち小学生が新聞紙と薪、そして石炭を入れてストーブを焚いていました。今から考えると、一歩間違えると火災の危険や火傷する恐れが極めて大きい…とも思われます。しかしながら、先生が立ち会うことなく児童同士で手分けしてストーブを焚いていました。なんとも懐かしく、なんともおおらかな時代だったなぁ…と思いつつ駅を後にする頃、遥か北の方角の飯豊山系の山々は秋の雲にうっすらと覆われていました。


熱塩駅跡をたどった頃は、おりしも昼食時。喜多方駅前の蔵造りの喫茶店「煉瓦」の姿を

あらためて目と心に焼き付けた後、ウチの女房どのの発案で会津若松市内にある美味しいステーキを食べさせてくれる居酒屋「左雨」さんで「いざ、ステーキ…」。お店の名前は「左に雨」と書いて「ささ」と読みます。

ワタシの家で会津にお墓詣りして会津若松市の中心部ともいえる中町界隈に泊まった際には必ずこの「左雨」さんで美味しいステーキとビールを堪能していました。

このお店にはじめて行ったのはワタシがたしか20代前半の頃。この日も「東京から、というか鎌倉からというか」、と言ってさらに「倉田…」と名乗ろうかとおもったら、ご主人が「あっ、倉田さん。喜多方のお寺へ」と、温かく迎えてくれます。ご主人によると、お店は今年で47年目を迎えるとか。ぎゃくさんすると、ワタシもこのお店開店当時からのお付き合いということになります。

店内はまさに昭和モード…。


夜は居酒屋さんになるので、お客さんがキープしているボトルが山のよう。


サーロインステーキセットをオーダーして待っている間、ふと見つけた「週刊ベースボール」


かつてこの雑誌の編集部員、野球記者として働いていたこともあり、「こんな "週べ "と出会うなんて…」と思わず手に取り、ページをパラパラとめくってみると、表紙の「昭和世代の逆襲」というタイトルそのままに、まさにワタシが働いていた昭和の後半時代の記事が満載。

そして、この昭和61年の西武ライオンズの新人として日本シリーズでも大活躍していた清原の写真に釘付け。

この写真をもとにグラビアページに記事を書いたことが昨日のことのように思い出されます。懐かしい…。

ページをめくりながら昭和の編集者時代をひとしきり思い出しているうちに、ステーキせっとがテーブルに。

お肉の表面が心持ちカリカリに、そして中は見事なミディアム。絶妙の焼き具合と香ばしいタレが相まって、オナカもココロも満タンです。

9月半ばの会津へのお墓参りは、さながら昭和の薫りを再探訪する「巡礼の旅」の如く。

これから迎える10月もココロに残る日々が訪れますように…。