時あたかも、春のお彼岸の3連休真っ只中。本日は朝から郊外へ向かう各高速道路は渋滞を示すオレンジや赤いラインが長々と。

かたや、わが家の連休事情はといえば、これまたいつものように陶芸&控えめにカフェ営業中…。まことに困ったものでというか、はたまた、今年もお客様が足を運んでいただいて感謝の至りというべきか、なんとも嬉しく そしてちょっぴり取り残された感も漂うなんとも微妙な3連休、といったところでしょうか。
ひるがえって広く世の中に目を向けてみると、昨日・18日の朝日新聞第1面が世界と国内の状況をじつに的確に伝えてくれていたように感じます。

かの東北地方での大きな地震のその後から始まって、現在の世界の中で最も深刻とも思われるロシアとウクライナの状況をきっちりと、そしてこの先の世界の経済の行方を大きく左右するであろうアメリカのゼロ金利解除の話題をメインに実にバランス良い? 構成となっています。さらには「愛子さま、成年後初の記者会見」もさりげなく伝え、その上、「春はセンバツから」との想いが強い野球ファンにも「春の甲子園 開幕へ」も網羅する心配りが憎い…限り。
春の「センバツ高校野球」に限っていえば、雨のために1日遅れで本日から開幕を迎え、困ったことに工房での作陶の際にもついついテレビの高校野球中継に目が向いてしまいます。開会式後や試合と試合の合間、実況を伝えるNHKテレビでは「センバツ球春譜」というプレイバック企画にて、今年で94回目を迎えた大会をふり返っています。
今から90余年前にセンバツ大会は始まったのですが、当時は旧制学校制度だったために大会名は「高校野球」ではなく「全国選抜中等学校野球大会」でした。

この「センバツ球春譜」が伝える映像の中では、我が国の野球史上の名選手たる川上哲治氏、別所毅氏をはじめ、かの世界のホームラン王である王貞治氏の球児時代の活躍ぶりをふり返ってくれます。
私も高校野球を見始めてからなんと60年にもなります。この「センバツ球春譜」を観ながら、中島みゆきさんの「♪そんな時代もあ~たよね」で始まる「時代」という楽曲を思い浮かべつつ、画面はいきなり1989年のセンバツ決勝戦・東邦(愛知)VS上宮(大阪)の強豪私立校決戦へ。延長10回裏、1点をリードした上宮が勝利まであと一人までというところから同点に追いつかれ、最後は中継プレーの送球ミスから悪夢の逆転サヨナラ負けで優勝を逃した、高校野球ファンにとっては今も語り草の一戦です。ちなみにこの時の上宮の主将・主軸打者はその後に巨人で「曲せ者」と称された元木大介選手です。
私はこの試合を甲子園のネット裏の記者席で観ていました。上宮の送球とカバーのダブルミスによって白球が外野の右中間を転々とする間に東邦のランナーがサヨナラ勝ちのホームを踏んだ瞬間、球場内には「え~っ…」というタメ息とも驚きともつかぬ何とも不思議な響きに包まれたことを昨日のことのようにはっきりと覚えています。そして上宮が敗れた瞬間、マウンド脇に崩れる1年生エース・宮田の姿も忘れることが出来ません。

記者席では「あ~っ、こんなカタチの結末かぁ。この試合、もう少し長くじっくり観ていたかったなぁ。多分、良い原稿が書けそうな予感があったのに…」と、こちらもタメ息とともに誰も想像できなかった意外な幕切れに戸惑う表情がそこかしこにありました。
このたび始まった94回目のセンバツ大会のNHK中継において、この「センバツ球春譜」では、きっと、私と同年代の「怪物・江川」をはじめ、「東海大相模のアイドル原辰徳」「前橋高 松本投手の甲子園史上唯一の完全試合」がレビューされることでしょう。大会の行方とともに「センバツ球春譜」にも目が離せそうにもありません。作陶の妨げになることは間違いありません。まこと、甲子園の高校野球中継は罪作りです…。
そして、作陶に向けての妨げとなるであろうもうひとつが春の桜の花吹雪。そろそろ東京や当地でもソメイヨシノの開花がカウントダウンの時を迎えています。今現在の若宮大路のソメイヨシノの状況は、今か今かと開花の時を待つかの如くその枝々がほんのり桜色に染まってきています。

おそらく明日あたりにも「開花」…?
このソメイヨシノの開花と満開へ向けての時の移ろいに時を合わせるが如く、ウチの工房&カフェでも3月最終週に女性の心をそっとくすぐるイベントをご用意しています。
詳しくは来週はじめの当ブログにて…

かたや、わが家の連休事情はといえば、これまたいつものように陶芸&控えめにカフェ営業中…。まことに困ったものでというか、はたまた、今年もお客様が足を運んでいただいて感謝の至りというべきか、なんとも嬉しく そしてちょっぴり取り残された感も漂うなんとも微妙な3連休、といったところでしょうか。
ひるがえって広く世の中に目を向けてみると、昨日・18日の朝日新聞第1面が世界と国内の状況をじつに的確に伝えてくれていたように感じます。

かの東北地方での大きな地震のその後から始まって、現在の世界の中で最も深刻とも思われるロシアとウクライナの状況をきっちりと、そしてこの先の世界の経済の行方を大きく左右するであろうアメリカのゼロ金利解除の話題をメインに実にバランス良い? 構成となっています。さらには「愛子さま、成年後初の記者会見」もさりげなく伝え、その上、「春はセンバツから」との想いが強い野球ファンにも「春の甲子園 開幕へ」も網羅する心配りが憎い…限り。
春の「センバツ高校野球」に限っていえば、雨のために1日遅れで本日から開幕を迎え、困ったことに工房での作陶の際にもついついテレビの高校野球中継に目が向いてしまいます。開会式後や試合と試合の合間、実況を伝えるNHKテレビでは「センバツ球春譜」というプレイバック企画にて、今年で94回目を迎えた大会をふり返っています。
今から90余年前にセンバツ大会は始まったのですが、当時は旧制学校制度だったために大会名は「高校野球」ではなく「全国選抜中等学校野球大会」でした。

この「センバツ球春譜」が伝える映像の中では、我が国の野球史上の名選手たる川上哲治氏、別所毅氏をはじめ、かの世界のホームラン王である王貞治氏の球児時代の活躍ぶりをふり返ってくれます。
私も高校野球を見始めてからなんと60年にもなります。この「センバツ球春譜」を観ながら、中島みゆきさんの「♪そんな時代もあ~たよね」で始まる「時代」という楽曲を思い浮かべつつ、画面はいきなり1989年のセンバツ決勝戦・東邦(愛知)VS上宮(大阪)の強豪私立校決戦へ。延長10回裏、1点をリードした上宮が勝利まであと一人までというところから同点に追いつかれ、最後は中継プレーの送球ミスから悪夢の逆転サヨナラ負けで優勝を逃した、高校野球ファンにとっては今も語り草の一戦です。ちなみにこの時の上宮の主将・主軸打者はその後に巨人で「曲せ者」と称された元木大介選手です。
私はこの試合を甲子園のネット裏の記者席で観ていました。上宮の送球とカバーのダブルミスによって白球が外野の右中間を転々とする間に東邦のランナーがサヨナラ勝ちのホームを踏んだ瞬間、球場内には「え~っ…」というタメ息とも驚きともつかぬ何とも不思議な響きに包まれたことを昨日のことのようにはっきりと覚えています。そして上宮が敗れた瞬間、マウンド脇に崩れる1年生エース・宮田の姿も忘れることが出来ません。

記者席では「あ~っ、こんなカタチの結末かぁ。この試合、もう少し長くじっくり観ていたかったなぁ。多分、良い原稿が書けそうな予感があったのに…」と、こちらもタメ息とともに誰も想像できなかった意外な幕切れに戸惑う表情がそこかしこにありました。
このたび始まった94回目のセンバツ大会のNHK中継において、この「センバツ球春譜」では、きっと、私と同年代の「怪物・江川」をはじめ、「東海大相模のアイドル原辰徳」「前橋高 松本投手の甲子園史上唯一の完全試合」がレビューされることでしょう。大会の行方とともに「センバツ球春譜」にも目が離せそうにもありません。作陶の妨げになることは間違いありません。まこと、甲子園の高校野球中継は罪作りです…。
そして、作陶に向けての妨げとなるであろうもうひとつが春の桜の花吹雪。そろそろ東京や当地でもソメイヨシノの開花がカウントダウンの時を迎えています。今現在の若宮大路のソメイヨシノの状況は、今か今かと開花の時を待つかの如くその枝々がほんのり桜色に染まってきています。

おそらく明日あたりにも「開花」…?
このソメイヨシノの開花と満開へ向けての時の移ろいに時を合わせるが如く、ウチの工房&カフェでも3月最終週に女性の心をそっとくすぐるイベントをご用意しています。
詳しくは来週はじめの当ブログにて…