昨日のクリスマス、知り合いの方々がさまざまなSNSツールをとおして、美味しそうな食卓やキラキラ輝くデコレーションケーキの画像を伝えてくれました。その傍ら、わが家ではいつもと変わらず少しばかりのビールをメインに慎ましい夕餉の時間を過ごしていたのですが、いくらか酔いがまわり始めた頃、どうした加減か、やにわにケーキがテーブルに…。

同居人さんによると「特にクリスマスだからということではありません。お店の前でこのケーキを目にした時に『ハッ!」と心に響き、気がついたら買っていた」のだとか。
クリスマスケーキといえば、イチゴと生クリームでデコレーションされたホールタイプがワタシの子供時代の定番でした。あれから半世紀経った今、サプライズ登場したチョコレートとモカテイストのケーキは、ナッツのカリッとした風味の香ばしさも満載。つかの間、いい夢? 見させてもらいました…。
そして本日、年の瀬も押し詰まりに詰まり、日曜午後のお楽しみでもあるTOKYO-FM「山下達郎 サンデーソングブック」恒例の竹内まりやさんとの「年末恒例 年忘れ夫婦放談」を聴きながら、静かに静かにこの一年のふり返り。この番組の年末のエンディング曲は達郎・まりや両氏のデュオ「Let It Be Me」でしたが、今年の最後の曲は意外にも「さよなら 夏の日」…。

それでも、工房でともに番組を聴いていた友人は「年の瀬に聴く『さよなら夏の日』も心に沁みますね…」と語っていたように、歌詞の一節 ♪波立つ夕立のプール しぶきを上げて というフレーズも寒空の下で聴いても何の違和感もありません。
ふと窓の外を見ると、お昼過ぎにかすかに降り始めていた雪が本降りに…

TOKYO-FM「「サンデーソングブック」番組終了後、友人とともに静かに降りしきる小雪を眺めながら達郎さんの「クリスマス・イブ」をあらためて聴き直したことは言うまでもありません。
続いては過ぎ去ったクリスマスの余韻をスパッと切り離し、暮れの終いの一大イベント「有馬記念」へまっしぐら。先ほどまで小雪が降っていたここ鎌倉から東へ約60キロ。テレビ画面で観た「有馬記念」の舞台となっている千葉県市川市の中山競馬場は真冬の柔らかい陽射しが存分に降り注いでいました。

結果はともかく、この「有馬記念」を経ることによって、「今年もまさに幕を閉じる…」との想いが、怒涛のように押し寄せてきます。
明日の月曜日からは、年末年始を気持ち良く迎えるべく最後のペースアップ、出来るかなぁ…。
巷では、この2年間の長きにわたって猛威をふるっているコロナの新種オミクロン株感染増殖が懸念されています。時あたかも、政府コロナ分科会の尾身茂会長が「年末年始の帰省は極力控えて‥」その他、さまざまな注意喚起を表明しました。

おそらく、政府からの強い要請を受けての方策なのだろうということは、見え見えです。尾身先生は前政権時代から、言われるままに都合良く使いまわされていた感があります。ワタシのまわりの多くの人は「この期に及んでも、尾身先生は可哀そうな役回りをさせられている…」と感じているようです。いろいろと批判もありますが、尾身先生頑張ってください、という感じでもあります。
ココで一句
感染防止の願い込め 発する言葉は 尾身苦論…