アダムとエバに起こったことは、必ず、どの人間にも起こる。
すなわち、創世記冒頭で蛇として現れているサタン/悪魔が、その人の人生のいずれかの時期において必ず現れ、神の祝福から切り離して、神に反する姿勢を持つように仕向ける。
その人は「神から外れた」状態、「神から的外れになった」状態、すなわち、聖書原典のヘブライ語でも、ギリシャ語でも「罪」という言葉の大元の意味である「的外れ」な状態に陥る。つまり、神から離れてしまう。神の恵みや祝福が受けられない状態になる。
これが人生の早い時期に起こるか、遅い時期に起こるかは、その方に関して、神がお持ちのご計画による。多くは赤ちゃんの時に、この世の神に従う親たちによって、その親たちの口から出る言葉によって（不信仰の言葉、この世の神から来る間違った信仰の言葉によって）、それが起こっている。
そうして、その状態から、神の恵みや祝福のある中に再び戻るには、悪魔の仕業を滅ぼした主イエス・キリストによるしかない。
罪を犯している者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。神の子が現われたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。
第一ヨハネ3:8
もっと正確に言えば、その人が、主イエス・キリストを本当に愛して（ヨハネ14:23）、主イエス・キリストがおっしゃった通りに行動して（ヨハネ14:12）、その人自身がその人の生きている領域に働く悪魔/サタンを滅ぼすように動いた時（ルカ11:20）、神である天の父の祝福や恵みが回復する（マタイ21:43）。
イエスは彼に答えられた。「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。
ヨハネ14:23
まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもとに行くからです。
ヨハネ14:12
しかし、わたしが、神の指によって悪霊どもを追い出しているのなら、神の国はあなたがたに来ているのです。
ルカ11:20
だから、わたしはあなたがたに言います。神の国はあなたがたから取り去られ、神の国の実を結ぶ国民に与えられます。
マタイ21:43
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