この記事もGoogleのキャッシュから復活しました。オリジナルは9月21日付けの投稿。JESUS YEAH!

 

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m-floのVERBALがプロテスタントのクリスチャンであることはよく知られています。

クリスチャントゥデイ
「m-flo」のバーバル、神についていけば星のように光れる(2008/3/25)

HIGHFLYERS VERBALインタビュー
僕は大学1年の時にキリスト教と出逢い、クリスチャンになったんです。(2013/9/8)

それとはまったく別な話として、m-floは、本ブログ投稿者にとって生涯トップ10アーティストに入るミュージシャンなわけですが、新作がなかなか出にくいところがあり、少し残念です。

昨年1月、交通事故で大変な経験をしていたことをこの記事で初めて知りました。
しかし、すでにコラボレーションユニットPKCZ(R)としては再起を果たしていて、以下の「INTO THE CIRCLE feat. METHOD MAN (Wu-Tang Clan) , EXILE THE SECOND」では彼らしいフューチャリスティックなクリスタルHIP HOPサウンドと、VERBALラップを披露しています。よかったです。

 

 

ぜひともm-floとしてもヘブル暦5778年にふさわしいフューチャリスティックなリバイバル・ウェーブのサウンドをゴーズ・オンしてほしいです。

■ひとりで戦っていた(と思われる)VERBAL

VERBALが置かれた状況は、日本の特に若いクリスチャンが置かれていた状況を象徴的に表していると思います。

 

すなわち、周囲にクリスチャンの友だちなり職場の同僚なりがいないなかで、ひとりで、クリスチャンとして生きて、ひとりで、クリスチャンとして戦って、ひとりで、クリスチャンとして傷ついて、時々、クリスチャンの友人と話をしたりする。これはウィークデーの話です。日曜日になれば教会に行くかも知れない。行かないかも知れない。行けば教会のメンバーがいる。若い人がいない教会かも知れない。話が合う人がいない教会かも知れない。1人か2人の気の合う兄弟姉妹は教会の中にいる。しかし、若い教会員の絶対数が少ないので、気心が知れた教会内の友だちが多いとは言えない。そして、月曜日からウィークデーの5日間が始まる。そこでまた、ひとりで、クリスチャンとして生きて、ひとりで、クリスチャンとして戦って…の連続になる。

VERBALも音楽界にいて、クリスチャンとしては、ひとりで戦う場面がものすごくたくさんあったと思います。商業的な音楽の世界に身を置いているアーティストとして、従来の日本では、コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック分野でメジャーになる道はなかったため、聖書的なメッセージをフルに含む音楽表現はひとまず置いて、リスナーが受け入れやすい表現を選択する。これは過去の話です。そして、非教会的なワールドの中に入って行って、非聖書的なメッセージをたくさん送り出すアーティストや作品やライブ・アクティビティの中に入り交じり、孤軍奮闘する。これは過去の話です。聖書的なメッセージをフルに含んだ音楽作品を選ぶとマイナーになるしかない状況があるなかで、そうではない道を選ぶ。孤軍奮闘する。これは過去の話です。

■愛を言うのにシャイが先立つ

 

最近のm-floの作品で、若い人が現在置かれた状況を歌った「Young & Restless」があります。正統派m-floサウンド全開の作品です。

 

”Restless”とは、平安がない状況を表しています。現在の若い人たちには、平安がないと思われる状況がたくさんある。それをストレートに歌にして、そこに、クリスチャンであるVERBALの、良心から来るメッセージを組み入れています。

 

 

「Maybe love is a remedy calling」(たぶん愛が痛みをやわらげる声)
「Maybe love’s trying to tell us something」(たぶん愛が何かを言ってくれるはず)
「Maybe love. Maybe love. Maybe love got us running for nothing」(たぶん愛が。たぶん愛が。たぶん愛が、無に向かって走るオレらをつかまえてくれる)

主イエス・キリストを信じれば、すべての愛と、すべてのいやしと、すべての必要なものがその日からドッカーン、みたいなストレートなメッセージではなくて(リンク先投稿のチャド・ビーチ牧師のような←リンク先後日再掲します10月19日記)、VERBALなりのシャイなものの言いがあります。私はそういう、商業音楽で福音メッセージを伝えるのに、シャイさでワンクッション置く時代はもう終わったと思っています。これからは聖霊様が猛烈な勢いで味方してくれます。むしろ、ストレートにガンガンやることが、ナチュラルでパワフルでクールでファッショナブルな時代になるはず。

 

■ロックフェスでJESUS, YEAH!

日ごとにお伝えしている、スポンテニアス・ワーシップは、実は、ビートルズが結成されて以来のポップミュージックの歴史の中で、もっとも新しい、もっとも現代的な音楽表現なのではないかと、ひそかに考えています。英語で言うなら”more than music”。音楽以上のものを彼らはやっています。

 

それはもちろん、音楽以上のものなはずです。主を仰いだ礼拝と賛美ですから。

パンキッシュなサウンドでも賛美礼拝表現は可能だという実例に、先日行われたクリスチャン・コンテンポラリー・ミュージックのイベントで接しました。すごいですよ。パンクで賛美ができるんですから。証しの言葉を天に放り上げることができるんですから。

VERBALは時代感覚をつかむのがうまい人ですから、おそらく、ものすごく大きなリバイバルの霊の大波がやってくると、バリバリ、ストレートなエバンジェリスティック(福音的)ラップ、ないしは、ビブリカル(聖書的)ラップをホーリー・スピリチュアル・ヘブンリーHIP HOPのサウンドに乗せて、m-floでリリースするなり、新ユニットでリリースするなりしてくるのではないかと期待しています。むしろその方が新しいサウンドになるでしょう。新生m-floです。LISAもぜひフィーチャーしてほしい。

 

そして、まわりを見渡せば、バリバリ、ストレートなエバンジェリスティック・パンクや、バリバリ、ストレートなビブリカル・テクノポップをやっているアーティストが多数出現していて、バリバリ、ストレートなホーリー・スピリチュアル・ワーシップ・バンドなどとVERBALが、ロックフェスで「JESUS, YEAH! 」とハイタッチする…という感じになるんではないかと夢見ております(使徒2:17)。

 

Photo courtesy of Sean Rowe