いきさつがあって全投稿をいったん削除したのですが、幸いにGoogleでキャッシュが見つかりました。新しい皮袋になった現時点から見ても意味のある投稿については、再掲していきます。以下は2017年9月15日付投稿。

 

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預言と霊的な戦いを重視するキリスト者養成団体ジェネラルズ・インターナショナル(Generals International)を主宰する預言者・シンディ・ジェイコブスが、日本に想像を超えるようなリバイバルが来るという預言を解き放ちました。

 

 

この預言の中では、日本の歴史上の殉教者について触れています。

 

「殉教者たちが天の祭壇で叫んでいる」と主は言われます。


「私は今行く 祈りや殉教者たちの 流した血の刈り取りと収穫をもたらすために」

 

所属教会のY兄弟からある時、「日本の殉教者の数は世界で2番目に多い。だから『日本のリバイバルはすごいものになる』と言われている」と聞かされたことがあります。

「日本の殉教者の数は世界で2番目に多い」ことも、「日本のリバイバルはすごいものになる」ことも、私には初めての情報です。「本当にそうなのか?すごい」と思ったことを覚えています。

 

■日本の殉教者の数

 

日本の殉教者の数は、調べてみると、歴史的な資料により史実として確からしい数を出せるところにはないようです。


けれども、資料で判明しているだけでも数千人に上ります。記載されなかったケースはその10倍以上はあるでしょうから、数万人を超えるのはほぼ間違いないと思われます。新井白石が「西洋紀聞」で20万人〜30万人と記しているそうです。また、聖書学者であり、牧師でもある尾山令仁先生の講演ビデオによると「数十万人」です。

この尾山令仁先生が代表を務める「キリスト教殉教者記念研修会館」という施設があります。
ウェブサイトがあり、日本の歴史的な殉教者の姿がどうであったか、その一部を知ることができます。大変なものです。

 

その他にも、インターネットを少し検索すれば、殉教者が受けた拷問などについて色々の記述や資料が出てきます。また、こちらのページが、日本の殉教の歴史を簡潔にまとめています。

 

■現代のわれわれが歴史上の殉教者を知る意味

 

現代のクリスチャンが日本の殉教者について知ることにどういう意味があるのか?尾山令仁先生が同会館献堂式の講演動画で説明しています。


・「殉教者」という意味の英単語”Martyrdom”の語源となっているギリシャ語には「証しをする人」という意味がある。使徒の働き1章8節など、新約聖書の中の「証人」と訳されている言葉のギリシャ語と、「殉教者」の語源のギリシャ語は同じ言葉。

しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」(使徒1:8)

・すなわち、「殉教者」は、主イエス・キリストにある信仰を「証しする人」たちであった。


・このことは、黙示録12章11節の次のみことばにも響き合う。

兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。(黙示録12:11)

・豊臣秀吉の安土桃山時代から江戸時代末に至るまで、また、明治維新以降、太平洋戦争終結まで、聖書の天の父を信じているがゆえに、御子イエス・キリストを信じているがゆえに、迫害され殉教した人たちは、みな「証しをする人」でもあった。

 

・その「証し」により、多くの人たちが、むしろ信仰をかきたてられて、主イエス・キリストの信仰に入って行った。

この「証し」の大切さを、日本の殉教者の大変な経験を知ることで理解することができるようになるというのが、聖書学者であり、神学者であり、牧師でもある、また多数の著作もある尾山令仁先生の考えです。

証しの一例として、尾山令仁先生は、明治初頭に起こったいわゆる津和野の殉教において、5歳の女の子が、飢えの責め苦の中で、明治政府の官憲からお菓子を見せられて棄教を迫られた際にも、「天の御国にはお菓子がいっぱいあるから」と、証しをして信仰を捨てなかった例を出されます(3分30秒頃から)。ここを説明する際に、先生は涙されますが、こちらも見ていてうわっという感じになりました。

 

 

イエス様の証しは、証しを聴いた人の信仰をかきたてる作用があります。

そのような殉教者が、数千人、数万人、数十万人といて、黙示録12章11節のみことばの通りに命を惜しみませんでした。

 

シンディ・ジェイコブス先生の預言によると、このような殉教者を多数出した日本を、主は忘れてはおられないとのことです。

場合によっては、大きな迫害のあったローマよりも多い殉教者数であり、そうなると世界で一番殉教者の数が多い国ということになります。


「彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった」。

そこに大いなる、想像をはるかに超えたリバイバルが来ます。

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だからわたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにするのだ。
恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。わたしは東から、あなたの子孫を来させ、西から、あなたを集める。(イザヤ43:4-5)

 

その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。
その日、わたしは、しもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。(ヨエル2:28-29)

 

イザヤ43章の「あなたの子孫」は、日本の殉教者たちの子孫である、という風に読めます。

 


ハレルヤ!

 

Photo couresy of Pedro Szekely