7月下旬特選映画【18】★映画のMIKATA「30年後の同窓会」★映画をMITAKA | 流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・

流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・

都市生活者の心と言葉を掌にのせた小説、電脳化社会の記号とイルージョンを巡る映画、都市の孕むシンボルと深層を探るエッセイ、街の風景と季節の色を彩る短歌…。小説と映像とエッセイと短歌をブログに・・・掲載します。

 

TVドラマについてチョット書きたくなりました。今月7月17日からフジテレビ系、毎週火曜夜9時の連続ドラマで「健康で文化的な最低限度の生活が始まりました。原作はビックコミックに連載された柏木ハルコの漫画のようです。小説でもない、評論でもない、漫画で描かれた表現の中間領域のアニメは、タブーとされていた「生活保護」が、TVドラマになりました。第一話は、生活保護者の相談に乗る生活課ケースワーカーに配属された主人公・吉岡里帆が演じる「義経えみる」が、大卒後に公務員に就職したが、今まで経験のない生活苦のどん底にいる人たちを相手にする役所の現場で悪戦苦闘する青春像です。


ご存じのように「健康で文化的な最低限度の生活」と言うのは憲法25条の触りの文言です。憲法9条はよく話題にされますが、25条と言うのは余り国会で討議されない、馴染のない憲法の条文ではないでしょうかーネ。寧ろ国会議員はこの25条ナンカ憲法から消してしまいたいGHQ占領軍の押し付け憲法と言いたいのではないのかな・・・。国家が、国民の最低限の生活を保障しているにも関わらず、職員の対応と支給条件と資格原則と生活形態への意識は、依然「国民の税金」を使っているのだから不正を許すな、賭博や贅沢はしていないか監視しろ・・・、まるで生活保護が旧態依然の恰も国家による「慈悲と恩恵」のような意識、それが国家の義務、国民の権利として認められていない点が、どうも気になりました!!!どんなに時代が変わろうとも、私たちは「国家によって生かされている」という日本的生活感、これは拭いされない国民の前近代的な意識の形なのか…ナ。

 


7月下旬の特選映画をアップロードします。今回4本を映画館で観賞、今月7月は通算で、『ウィンチェスターハウス/アメリカで最も呪われた屋敷』『焼肉ドラゴン』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』『マルクス・エンゲルス』など8本を観賞しました。下旬に選んだ特選映画1本は、『30年後の同窓会』でした。溺酔して病院内を暴れる『劇場版コード・ブルー』のアル酎の母親役を演じていたかたせ梨乃の熱演はよかったですーネ。動物アドベンチャーの『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、今回も楽しめました。もう続編はないだろうな…。思春期を過ぎて子供がハイテーンの娘を持つ女性か、或は東京の大学で下宿している女子大生を持つ父親という視点から見るとまた別の想像が湧き上がるかも知れないレディ・バード』でした。30年後の同窓会/ LAST FLAG FLYING』を見終わった後、私の脳裏に浮かんだのは、イラク戦争で米軍史上最多の160人を射殺したスナイパー・カイルが除隊して帰国した後に、戦争の記憶にノイローゼになり、傷痍軍人たちとの交流で傷を癒そうとしていた最中、射撃訓練先で皮肉なことに射殺される顛末を描いたクリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』(2014年)でした。戦争の英雄が最早アメリカでは、個人の高揚と名誉にならなくなった…、イースウッド独特のアメリカの社会性の表現で、印象的でしたーネ。

 

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コスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島火山活動が始まり、噴火の予兆に対して、テーマパークが閉鎖された後に島に残された恐竜たちを見殺しにするのか、彼らを救うべきか…が迫られる状況からシリーズ第5弾の続編が始まる。1本目は、大富豪ジョン・ハモンドの依頼で、前編『ジュラシック・ワールド』シリーズから3年後の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年、J・A・バヨナ監督)では、テーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と、恐竜パークで知能の発達した2足歩行の恐竜「ヴェロキラプトル」を生まれた時から飼い慣らしていた「ブルー」の飼育担当者だったオーウェン(クリス・プラット)と探検隊は、恐竜救出のためにイスラ・ヌブラル島へ向かう。


恐竜を島から脱出させる為に派遣されたロックウッド財団のイーライ・ミルズが手配した傭兵部隊の狙いは、恐竜を捕獲して恐竜売却を目的としていた。火山の噴火で島全体が溶岩に包まれる寸前で、捕獲された恐竜は島からアメリカの北カリフォルニア州にあるロックウッド財団の広大な邸宅の地下施設に運ばれる。そこで、オーウェンとクレアは恐竜救助計画の探検の目的が恐竜の保護とは裏腹に、恐竜たちを競売にかける金儲けのためと知る。しかも、シリーズでも既に登場したアジア人遺伝子学者、ヘンリー・ウーが、インドラプトルと呼ばれる新しい遺伝子組み換えのハイブリッド恐竜を作っていることも発覚する。遺伝子学者、ヘンリー・ウーの登場と新しいハイブリッド恐竜の獰猛な殺戮は、これまでのシリーズの続編のようですーネ。


勿論、娯楽映画としてスティーヴン・スピルバーグ監督が生み出した「ジュラシック・ワールド」

は、琥珀の中に結晶化した古代の恐竜の血を吸った昆虫から遺伝子を培養して、バイオ技術で現代に培養させた恐竜たちのストーリは、原作者「マイケル・クライトン」の遺伝子科学の未来と可能性を暗示しているのだ…が、娯楽映画ではない、もう一つの私の興味は、そこにテクノロジーもふんだんに取り入れられている生命科学の未来像が描かれていることです。一般にテクノスリラーと呼ばれるジャンルの映像で、科学とテクノロジーとスリリングなストーリで構想されたヒット作と名作が数多あります。『ジュラシック・ワールド』シリーズでも、人類滅亡の危険因子に繋がるのか、人類発展の繁栄の因子になるのか…どちらなのか続編に続く危ういアドベンチャーで終わっています。でも確実に、ジュラシック・ワールド』も含めてシリーズには、遺伝子操作の近未来像がそこに描かれている気がします。特に、医療の特選映画をあれこれ観賞している中で、医療TVドラマの「ER緊急救命室」を見ていて、これも マイケル・クライトンの原作であることを知りました。マイケル・クライトンはかなりヒーマンな医療ドラマの原作も書いているのです。でもーネ、その中に遺伝子操作の科学技術を応用した作品があったかな…。是非、遺伝子工学によって人間の生命の未来に関する大胆で希望に満ちた作品を観て見たいと思いました。


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2本目は、アメリカの女優グレタ・ガーウィグが自らの故郷、カリフォルニア・サクラメントでの高校生活を舞台に、田舎の街から父親母親から、ハイスクールの友だちから、母親にも隠したコロンビう大学の補欠合格のチャンスに喜び、18歳の自分から飛び出して、大都会ニューヨクの大学へ進学するクリスティン(自称「レディ・バード」シアーシャ・ローナン)を主役にした自伝的青春映画『レディ・バード』(2017年、グレタ・ガーウィグ 監督&脚本)でした。

このテイーンエイジャーの女の子の青春映画のコメントを書くには、私は余りに遥か昔のことのように思えて仕方ないです。本来は私が背を向ける作品でしたが、鑑賞してしまいました。恐らく地方から首都圏の大学に進学して、大学4年間を下宿して、青春を過ごした女性ならば、恐らく身に染みてクリスティンの心情を共感できたかも知れませんーネ。クリスティンの喜怒哀楽は、若い女性には誰もが経験する通過地点なのではないのかーナ。私には、どちらかと言うと、クリスティンの父親、失業してあちこちの会社の面接を受けている老いた父親、大学院を卒業してMBA(経営学修士)を取得した学識のある父親役のラリー・マクファーソン(トレイシー・レッツ)の姿・・・娘への親身で優しい相談相手として接する姿に共感を感じました。

クリスティンは母親に電話しましたが、この父親ラリーの立場に近い私としては、最も心配なことは、都会の学生活をしていてきちんと勉強をしているのかー、毎日3食ちゃんと食事を摂っているのかー、卒業した後の就職は…何よりも、同棲する彼ができて、深夜まで遊び呆けてないかー、マリファナや麻薬に手を出していないかー、都会の犯罪に巻き込まれたりしないかー、彼と別れた後、結婚する前に妊娠して赤ちゃんを抱えて帰ってこないかー、未婚の母で子供を育てていけるのか…まで、恐らく父親は心配してしまいますーネ。母親とは違う娘と父親の関係は、そんなものです。私は、この作品の続編のような映画が見たくなりました。

この家族構成ですが、成人男子2人と妹のような女性1人、よく分かりませんでした。原作を読めば詳しく分かるのだろうが、人種の違った家族3人は養子をもらったのかな…、映画の中ではその辺りの説明がなかったです。

クリスティン役を演じているシアーシャ・ローナンが主役の映画『ブルックリン』( 2016年公開、ジョン・クローリー監督) もまた、アイルランドから未知の土地ニューヨーク・ブルックリンにやってきた移民の少女の青春ストーリでした。私の見た映画で、まずは私はこの映画を類似のストーリだな…と浮かべました。


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30年前にベトナム戦争で戦友だった3人が主人公の映画です…。ラリー・シェパード(ドク)は友人のサル・ネルソンが経営する酒場を突然訪れ、彼の息子はイラク戦争で落命した。「1人じゃ心細い。だから、2人に付いてきて欲しい」と頼み込んだ。過去を捨てて牧師になったミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)と、酒ばかり飲んでいる酒場のオーナのサル(ブライアン・クランストン)、1年前に妻に先立たれ、2日前に中東で戦死した海兵隊員で、息子の亡きがらを故郷に連れ帰る旅に同行を依頼する。30年間音信不通だった旧友のドク(スティーヴ・カレル)の懇願で始まった、奇妙な友情を描いた戦友たちの映画『30年後の同窓会/ LAST FLAG FLYING』(2017年年、ダリル・ポニックサン原作&脚本、リチャード・リンクレイター監督&脚本)でした。

 

それにしても、3本目のストーリはもっと錯綜しているーナ。ドクは戦死した息子が英雄として埋葬される「アーリントン墓地」に葬ることを拒否して故郷のポーツマスで葬儀して、妻の隣の墓に埋葬することを望んでいた。その一心で息子の遺体をトラックと列車で運ぶことになったのだが…。バージニア州ノーフォークから出発した彼らの旅は、時にテロリストに間違われるなどのトラブルに見舞われながら、故郷のポーツマスへと向かう。が、途中、レンタカーで棺を運ぶ引っ越しのトラックをレンタカーを借りるときに、テロリストと間違われFBIと憲兵に逮捕される…トラブルも抱えた。

アメリカの英霊と「英雄」が眠る名誉のアーリントン墓地の埋葬を拒否することは、アメリカの戦争を否定することであり、つまり、その葬送を父親が前線の戦地で親しかったベトナム戦争の仲間たちと共に・・・、息子が戦ったイラク戦争の戦友とともに軍人としての「死」を選ばずに家族と親戚と友だちが列席する葬儀をする決断は、アメリカの国家的「英雄観」「正義」を選ばずに、何物にも替えがたい尊い命の重さと大きな価値感を揺るがした二つの戦争を否定することでもあった。

日本文化で言えば、戦争で死んだ兵隊の戦死者の御霊を「靖国神社」に英霊として合祀することを拒んだこと言うことです。キリスト教徒なのに神道の神社に葬られるのを拒んだ家族はいました、或は、望まない兵士として強制的に国家から徴兵され、さらに命をむざむざ天皇陛下のために捧げた戦死、それを肯定して靖国に葬ることを拒否した家族もたくさんいます。

これをベトナム戦争と中東戦争後の反戦映画と言うほど単純ではないーナ。その後にアメリカ市民の体験したイスラム社会への反感と憎悪の原因となった2001年9月11日のニューヨーク・世界貿易センタービルへの同時多発テロがあった。だからだから、この作品のストーリの中で茫漠と原作者と監督が主張するメインテーマであり、心に訴えているテーマは・・・。この作品の中て柔らかにアメリカの戦争に隠された「嘘」と、正義に隠された「経済」の虚像さえも問いを投げかけている映画ではないですーか…ネ!!!

 

私は『30年後の同窓会/ LAST FLAG FLYING』の前編ともいえる

原作者ダリル・ポニックサンの小説『さらば冬のかもめ』の小説を読んでみたくなりました。 

 

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4本目は、今現在も再放送が頻繁に放映中のTVドラマの映画化『劇場版コード・ブルー/ドクターヘリ緊急救(2018年、西浦正記監督、安達奈緒子脚本)でした。いつもの救急救命のメンバー、藍沢耕作役の山下智久、白石恵役の新垣結衣、緋山美帆子役の戸田恵梨香、冴島はるか役の比嘉愛未、藤川一男役の浅利陽介らが出演する医療ドラマです。

全国で出演メンバーが映画の公開前に宣伝のイベント活動を各地で精力的に開き、テレビ番組でもゲストに山下智久が出演したり、「コードブルー」の番宣を流し、再放送のTVを盛んに放送している。流石にフジテレビのテレビドラマを専門に手掛ける演出家だけあって。可なり力を入れてますーネ。私は公開初日に見に行って客席を見まわしたが、横浜市都筑区の映画館は、まああまの混み具合でした。

人気TVドラマを今更、「映画化する必要があるのか…???」などという愚問は取りあえず控えましょう。ましては「アイドルの出演する映画に何の価値が有るんだ…!!!」などという嫌悪感は、まずは脇に置いておきましょう。ただ、私はこの作品を純粋に「医療映画」として論じて評価したいです。果たして、この映画は、日本の「医療映画」の核心をテーマとしているのだろうかな…???勿論、日本の医療にとって、アメリカ・欧州と同じく高齢化社会を迎えている現状では、在宅の高齢者が突然、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞や心臓欠陥で倒れることは頻発しています。まして、東日本大震災や熊本地震、近頃の高知、鳥取、広島、岡山、京都、兵庫、愛媛など西日本を襲った異常気象による豪雨災害をはじめ、地震、台風、津波等、多くの自然災害が頻発していますので、尚更に救急搬送・救急救命など救急医学の重要性とERの体制整備が、日本では遅れている故に、喫緊の問題ともなっていることは十分に認識しています…ヨ。このTVドラマの人気もこうした日本の救急医療の必要性と遅れを心配するからかもしれません。


映画は、明日の現実と悲劇と喜びと笑顔を映す鏡です。邦画でも洋画でもたくさんの医療映画が制作されました。DVD特選映画というタイトルで、「医療の映画」の名作傑作と私が独断的に評価する医療分野の作品をDVDで観賞してコメントを書きました。洋画邦画に分けて、洋画では、「レナードの朝」(1990年公開。 ペニー・マーシャル監督)、「ロレンツォのオイル/命の詩」(1992年公開。監督:ジョージ・ミラー 。脚本:ジョージ・ミラー、ニック・エンライト )、「パッチアダムス」(1998年公開。トム・シャドヤック 監督)、「シッコ」(2007年公開。マイケル・ムーア監督)、「ジョンQ -最後の決断-」(2002年公開。ニック・カサヴェテス監督)、「小さな命の呼ぶとき」(2010年公開。監督:トムボーン。脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス 原作:ジータ・アナンド)、「コンテイジョン」 (2011年公開。スティーヴン・ソダーバーグ監督」・・・等がありました。 


邦画では 、 「赤ひげ」(1965年公開。黒澤明監督。山本周五郎原作『赤ひげ診療譚』。小国英雄他脚本)、「白い巨塔」(1966年公開。山崎豊子原作、山本薩夫監督。橋下忍脚本)、「華岡青洲の妻」(1967年公開。有吉佐和子原作。増村保造監督。新藤兼人脚本、震える舌」(1980年公開。 野村芳太郎監督)、「孤高のメス」(2010年公開。成島出監督。大鐘稔彦原作。加藤正人脚本)・・・等を鑑賞しました。

 

洋画邦画含めて約11本~余の«医療の映画»と比較した時、『劇場版コード・ブルー』は、・・どんなコメントと評価が下せるだろうか・・・ナ???すでに書いたように日本の救急救命の必要性と整備不足は承知の上で書きますと・・・。

映画のシーンは幾つか盛り上がりがあった。成田国際空港に航空機が緊急着陸する事故現場がひとつ発生した。成田国際空港の事故現場に、翔陽大学附属北部病院救命救急センターのドクターヘリと救急救命医が到着する。既に日本へ帰国していた、脳神経外科専門医の藍沢耕作が成田空港から直行して診察を始めていた。更にその後で、東京湾の海ほたるに巨大なフェリーが衝突するという事故が連続して発生する。この二つの大事故の負傷者の救命活動から派生した医学問題として、この映画では、海面に落下した14歳の男の子が亡くなって死亡が確認された。その子は臓器提供の意思表示のカードを持っていて、親の承諾があれば、臓器提供することができた・・・。これは、救急救命とはまた別の、日本の医療が遅れている「臓器提供」の問題を扱ったシーンでした。ただーネ…、肉親の「死」と、善意の「臓器提供」の問題を、涙ぐんだ人情劇で描いただけで、本当の「臓器提供」の核心の問題を抉っていなかったーナ!!!


日本は既に「皆保険制度」が整っているので、)、「ジョンQ -最後の決断-」のような作品は生まれないですーネ。寧ろ日本では臓器提供」が漸く始まったばかりで遅れているので、反対にハリウッドの「孤高のメス」のような作品は制作されないですーネ。公害が企業に隠され、利益が優先された時、アメリカで住民から反対運動が起こり問題になったときには、企業利益を優先する権利と戦う市民運動の映画は盛んでした。巨大医療システムを牛耳じ、市民の生計と生活を崩壊させる医療企業へ抵抗する作品もたくさんありましたーネ。それに反して、邦画では、「赤ひげ」に繋がるような、日本の医療制度と日本医師会に対して反旗を翻し矛盾を抉り出し、抵抗するような作品が生まれないですーネ。


是非、コメントを一言お寄せください。必ずご返事させていただきます。尚、 誤字脱字その他のために、アップした後で文章の校正をする時があります。予告なしに突然補筆訂正することがありますが、ご容赦ください…