11月特選名画「42~世界を変えた男」★映画のMIKATA【24】★映画をMITAKA… | 流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・

流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・

都市生活者の心と言葉を掌にのせた小説、電脳化社会の記号とイルージョンを巡る映画、都市の孕むシンボルと深層を探るエッセイ、街の風景と季節の色を彩る短歌…。小説と映像とエッセイと短歌をブログに・・・掲載します。


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「楽天」優勝、おめでとうございます。東北楽天イーグルスが日本シリーズを制し、日本一になりました。本当に本当におめでとうございます。地元被災地の楽天ファンのみならず、東北の市民も、いつも巨人戦ばかり放映している野球中継に辟易していたアンチ巨人ファンも、王、長島、松井、上原のいないセリーグは魅力がないよとボヤイいてる往年のパリーグファンも、私もその一人でしたが…、11月3日のKスタ宮城の第7戦のマウンドに立った田中将大投手の一挙手一投手を、恰もこの日本の将来が掛かっているかのような真剣さと期待に満ちて、ジッと見守り、勝負の行方を観戦していました。


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普段は韓流ドラマやメロドラマに陶酔して、野球に縁遠い人たちも、日本中が、このゲームを見ていて、スポーツはいいな、ワクワクするなと思ったでしょう。本当に野球はドラマチックですね…。最近、野球スタジアムが湧いてます。10月30日のワールドシリーズ優勝を決めるマウンドに立っていたレッドソックスの上原浩治投手も注目の人でした。上原投手は対カージナルス戦の九回に登板し、最後の打者を三振に仕留め、レッドソックスを頂点に立たせました。そして、日本人が初めてワールドシリーズの胴上げ投手になった。優勝決定後、ボストン市内で優勝のパレードに臨み、水陸両用車で市内の目抜き通りだけでなく、チャールズ川にも入って行進したという。


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流石埜魚水の阿呆船-ナチュラル

そして、私の推す過去の野球名画の一本もついでに紹介します。このブログでも2009年3月にアップロードした、バーナード・マラマッドの原作小説をバリー・レヴィンソン監督、ロバート・レッドフォード主演で映画化された『ナチュラル』です。もう一度ttp://ameblo.jp/sasuganogyosui/entry-10228193840.html で一読してみてください。あえて、近作の野球名画を挙げれば、ベネット・ミラー監督、ブラッド・ピット主演の、2011年公開『マネーボール』(Moneyball)でしょうかー。


三連休中に「42~世界を変えた男」(ブライアン・ヘルゲランド監督)を見ました。野球映画の名画史iに残る秀作を一本再び、加えたくなりました。そして、11月特選名画に「42~世界を変えた男」を選びました。黒人初のメジャーリーガーの、ジャッキー・ロビンソンの伝記的的映画は、スポーツ映画としても素晴らしい感動をあえてくれました。


ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)は、白人が独占するアメリカのメジャーリーグに飛び込み、南部の球場で「帰れー」「ニグロー」「出て行けー」と、野次を飛ばされ罵声を浴び、それでもブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャー・ブランチ・リッキー(ハリソンフォード)の励ましに助けられて、偏見や差別iに耐えながら、ブルックリン・ドジャース(ロサンゼルス・ドジャースの前身)で活躍しました。最後には野球の殿堂に入り、彼の奮闘を讃えて永久欠番「42」となりました。彼を支えたブランチ・リッキー役のハリソン・フォードが、アメリカ人の「良心」の雰囲気をよく演じていました。


スポーツ映画の名作は、どうしてもアメリカ社会で差別され疎t外されていた「黒人」が主人公になります。どうしても白人社会から遠ざけられ排除されても、身体能力の優れた「黒人」は、どうしても白人達の身体機能とスポーツ技能を追い抜いてしまうー。ボクシングにしてもマラソンにしてもバスケットにしても、プロでもオリンピック選手でも、ハングリーで知的なスポーツでの「黒人」アスリーチたちの活躍は素晴らしいものですー。アメリカのスポーツは、完全に「黒人」たちが制覇しました。是非是非、野球では東洋人が頭角を現し、プロリーグを制覇してほしいものですね…。



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