「すべて世は事も無し」
これは、
ロバート・ブラウニング氏の詩を上田 敏氏が訳した「春の朝(あした)」という詩の一節だそうだ。
日は朝、
朝は七時、
片岡(かたをか)に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這(は)ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
意味は、こんな↓感じだそう。
「人間の世界では色々と不幸なようだが、天の視点から見ればそれは大したことではない。
人がどんなに喜怒哀楽の坩堝に身をすりつぶされていようと、
空を始め、自然はそんなことには頓着せず、悠々と広がっているではないか。」
巡り合わせかな。ぐっときた。
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