さぁ、久しぶりにブログを書いてみますね。
最初にヘルニアを発症したのは、7,8年前だと思います。私の場合は頸椎のヘルニアです。
ご経験者は、よくご存じでしょうが、ほんま痛いですよね。
病気をあまり知らない私には、人生初めての大病と言ってもいいかも。
私は、ヘルニアに負けてはならぬ、この痛みを克服するために頑張るんだ!
頑張れ、頑張れの人生でしたので、やはり、痛みと戦うことしか考えられなかったのです。
一度発症すると、1か月は激痛、半年くらいはすっきりしません。
やっと元に戻れたかなと思うと、再発。
ヘルニアは長年かかって作り上げた骨の形状ですので、治るはずがありません。
ですので、痛みと戦うのではなく、今後の人生をヘルニアとともに生きていこう、そう考えることができるようになりました。
そんなとき、鍼灸治療と巡り合うことができました。
からだはひとつながりだということを知りました。
首だけの問題ではなかった!
折しも更年期に突入のころでした。
更年期とヘルニアが、直接結びついているわけではありませんが、女性ホルモンの激減がからだの弱い部分に影響を受けないはずがないですものね。
それから、私は、自分のからだが、愛しくなりました。
肉中心から、野菜中心となり、辛い物もやめました。運動もするようにしました。
からだのメッセージに耳を傾けるようになったのです。
心理学を学んでからは、こころもからだもひとつながりだということがわかりました。
笑顔でハッピー、これが何より大切。こころの健康、これがけっこうむずかしいけれど。
そんなことを経て、数年前の再発の時、ふと思ったこと。それは、
すべては、陰と陽であるならば、痛みの裏っかわは、喜びではないのか。
この痛みがあるからこそ、喜び、幸せを感じられるのではないか。
この痛みは、喜び、幸せのためにある、そうであるなら、私は、この痛みをすすんで受け入れよう。
ヘルニアの痛みに、ありがとう、と感謝が湧いてきたのです。
それ以来、ヘルニアの再発はありません。
できれば元気でいたい、病気にはなりたくないと思ってしまいますが、病気には、自分の人生にとって、必要なメッセージが込められているのだなぁと思います。
そして、メッセージが、きちんと届くまで、繰り返してくれるのですね。

ヘルニアになったからこそ、自分にしっかりと向き合おうと思えました。
ヘルニアになったからこそ、自分を大切にしたいと思えました。

今まで、ヘルニアが再発するのではないかという恐怖をいつも抱いていたような気がします。
この記事を書いていくうちに、私のヘルニアは治ったんじゃないのか、今そう感じています。
急に、ブログを書こうなんて、どうしちゃったんだろうと思ったけど、
ヘルニアとの完結だったんだわ。

なるほど・・・
ありがとうございました。