学校で配ったプリントとか教科書とか、机の中や戸棚にぐしゃっと入れて仕舞い込んでしまうこどもがいるのです。

そしてなくしてしまう。

当然ながら、あとで見返すことも出来ないし、勉強し直すことも出来ない。

 

自分がこどもの頃しっかり片付けできていたかどうかは怪しいですね。

今でも病院の領収書を鞄の中に入れて、その上から財布を押し込んでぐちゃぐちゃになることがあります。

今では家計収支をfreeeを使って付けているため、しっかり引き延ばして撮影しますが。

 

机をぐちゃぐちゃにしてしまうこどもの親が、「余計なことだと分かっているんですけれどね」などと言いながらプリントなど整理して持って帰る時に、思わず言ってしまいました。

 

「片付けできていれば、勉強なんて8割ぐらい終わっているんですけどね」

 

問題という入力が与えられる。それに対する回答という出力を出す。

簡単なところから複雑なところまで。

小学校から高等学校の、初等から中等教育に必要な技能は、極端に言えばそれだけです。

東京大学の入試問題や医師免許資格試験をAIが解けるようになったのは、問題を統計的に処理して、もっとも正しいと思われる回答を出力することが、効率的に出来ているから。

 

何か疑問に思うことがあったとして、1秒以内で回答にたどり着けるように机周りを整理してあれば、記憶しておく必要さえ無いわけです。

そのためには、本棚を整理して、参考文献の必要な場所をすぐ開けるようにタグを付けてラベリングしておくとか、必要な参考資料をまとめてバインダーに挟んでおくなどの事前整理が必要です。

 

テスト前に部屋を掃除したくなるのは当然だと思っています。余計な情報をとことんまで削減して、必要な情報だけ残して、正しい入出力を得るように脳を訓練していく。

その方が圧倒的に効率的です。

 

私は学生時代貧乏だったのですが、そのおかげもあって部屋の中はものすごくシンプルでした。大学に入った当初はまだインターネットなどない時代で、最大の娯楽がテレビでしたが、それさえも置かないようにしていました。おかげで勉強や課題に打ち込むことが出来ました。

それに比べて今はものすごい量の情報やモノが身の回りに存在するのですが、それを片付けて整理して処理するために、時間を整理しています。

 

結局のところ、家にいても外で仕事をしていても、必要なのは、

「仕事を片付ける」

という言葉に代表される、「片付ける」能力だと思っています。

 

大人でも、片付けられない人がいます。

片付けられない人は、成果も出にくい。

片付けた方が、圧倒的に短時間に、圧倒的に高品質な成果が出ます。

 

それも経験なのでしょうか。