はい、前回塩野七生さんの「ロードス島攻防記」を読んで、
あれ!塩野さん、やっぱり面白いなと思い、
上記の「ロードス…」にも言及のあった
「コンスタンティノープルの陥落」を読んでみました。
いやぁ、これはね、なんか悲哀の部分が大きい。
そして、ギリシャ・ローマとルネサンスという、
ヨーロッパが一番すごい時代に挟まれちゃった
”つまんない”中世というイメージが払拭されます。
これを読んでると、攻めたオスマン帝国についても読みたくなるし、
攻め込まれたビザンティン帝国の本も読みたくなるし(後者について、気軽に読める本…文庫とかがほぼないような気がする)、
コンスタンティノープル→今はイスタンブールにも
行きたくなりました。
コンスタンティノープルって、イタリアのジェノバや
ヴェネツィアも関わっていたんだぁ…と
なんか改めて認識。
なんか「ロードス…」「コンスタンティノープル・・・」と合わせて、
も、よく読まれているみたいです。
私もこれに行くか~…と思わせて❕(笑)
実は
これを読書中です。
ロードス島もコンスタンティノープルも
敵としてオスマン帝国のスルタンが出てくるんですが、
なんか残酷なところと多様性を認めるところと共存していて
不思議な感じなんですよね。
イスラムの王朝が相手を乗っ取っても、
”宗教はそのまま認めるよ~”みたいのが
もう一つ興味のあるスペインのイスラム統治時代にもあって、
なんだか今の職場でよく言われる”多様性”とかとつながる気がしたんですよね。
塩野さんは実はもう一冊購入して、
これの後に読もうと画策してます。感想はその時。
あとは、スペインのイスラム統治時代についても
読んだので、それもまた紹介します。