大学生くらい以来で読んでしまった「ジョセフ・フーシェ」。
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ツヴァイクは高校時代の世界史の先生のおすすめで、
その話をよく授業中に聞いていたので、
「人類における星の時間」から入り、
マリーアントワネットも読み(個人的には遠藤周作より、
絶対!ツヴァイク!!!!)、
実在の”風見鶏”フーシェにも手をだしたのでした。(笑)
当時は「こんなに態度に一貫性がなくて、ずるい人だなぁ。
どうしてこんな態度が取れるんだろう…?」という感想を持っていたのですが、
月日の流れとは恐ろしい。フーシェの不遇な「浪人時代」に
自分の不遇な時期を重ね、「フーシェも苦労してるなぁ。」という
すっかり反対とも言える考えを抱いたのでした。

次は、大学院生時代にはまった『十二国記』。
ま、はまったのは、小説ではなくて、
NHKのアニメの方でしたが、「風の万里 黎明の空」が
大好きでした。最初は子供用?かと思ったんだけど、
いやいや結構哲学的ですよ。
いろんな言葉に励まされ、慰められました。
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この↓ハーバード本も、アメリカが得意な「ポジティブ病」。
既に実践していたことで、留学の最悪の経験を経てからは、
そうはいっても、あんたの”落ち込み”はまだ希望があるからでしょ。
本当に厳しい状況の時は、こうはイカンのよ。
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で、さっさと次に。
あーそうなんだよね、私論文だけでもなんとか書いときたいと思ってるんだけど、
やはり研究者は結構ストイックにやらないといけなくて、
まだ体力と精神力が追いついてません。
たまに思い出したように読んで、だらけまくりの自分にじわ~っと
塩を塗り込もう。
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こちらは↓別途紹介したいと思っている本。
最初は面白いのかな、、、?っていう気分で読んだけど、
結果すごくリラックス感があって、瀬戸内海行きたくなりました。
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それから、得意の⁈ストレスフリー本。
一生懸命やって、人に良いとことられちゃって、
それでも頑張って愚痴もいわない
いい子ちゃんのあなたを救うためのヒント…
を伝授してくれるのかと思いきや、
なんだよ、、、結局「人やノルマを気にしてもしょうがない、
そんなの気にせずやれ。」みたいなノリで。
いやいや、みんなあんたみたいに”気にせず”やれないから、
辛くて、切なくて、それでも自分や誰かや、あるいは
生活のために頑張ってるんですよ!
という感じで、なんだかやるせなくなりました。
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で、最後はまたまた『十二国記』シリーズのこちら。
{42ADFFF2-7A87-4A81-AC6B-C3517A356A32:01}なんていうのかな、人がうんぬん何かを説くよりも、よほど真摯に何かに立ち向かっている姿の方が、見ていて何か動く気になるのではないか。
そんな気がした5月の読書でした。