ぜいたくは………いや、無関心は敵だ。

そもそも「ぜいたくは敵だ。」とは、太平洋戦争のさなかに、時のお上が民衆の「モノがない。」という不満をそらすために創ったスローガンだったナ。
こーして大衆の意見、世論、関心を、お上または商人が誘導することは今でもある。
たとえばアメリカでは、犯罪者の脅威をアオって銃その他の防犯グッズ・システムなどを売りつける。
ひるがえって日本でも、福島第一原発危機について不都合な真実を隠ぺいすることで表向きは大衆を安心させ、その陰で泣いている避難民の皆様にはてんで無関心という状況も生まれている。

そんな時、わいは森高千里さんの歌に、

「臭いものにはフタをしろ!」

というものがあることを知った。
森高千里さんのことだから、ウィットに富んだ切り口で皮肉ってくれるのかと思えばさにあらず。

ラジオで繰り返しリクエストして歌詞を聴いてみても、
「ウンチクオヤジがウザいから、早く誰か何とかしてくれ、不快でタマランからフタをしてくれ」という内容で、正直言って期待ハズレだったことを思い出したのだ。

わいはこの世の中に於いて、
メチャクチャなこと、
理不尽なこと、
誰かが笑う陰で、違う誰かが泣いていること……。
コレラに対する「まっとうな怒り💢」
を叫ぶための「赤ブログ」を過去に書こうとしたものだ。
………だが現実は、すぐに更新が途絶え、そのままになってしもた。
そこでその「赤ブログ」を、本ブログに統合することにしよう。
テーマは当初、「怒りのホンネ」と考えたが、
わいの世の中に対する諸怒りの根源は、やっぱり
「クサいものにはフタをすな!」
なのだ。
なんで「クサいもの」なのかって?
「見たくない負の現実」のほかにも、
「マユツバもの、アヤシイもの」も含まれているからさ。


したっけね〜!