どれだけ、この日を待ち望んだことか。

どれだけ、この光景を待ち望んだことか。

時は、10月18日(金)の19:30

所は、上野BRASH


幕を開けた世紀の和装アイドル2組によるイベントは、後世に語り継がれるべき一夜でした。私の中で!!!

平成琴姫さんとの出会いは2012年の10月で、その時から独創的な平成琴という楽器、三つ指の礼、素晴らしく洗練された楽曲群に私は魅了され続けています。

琴姫のメンバーの人柄にも私は感銘を受けているのです。

かたやFleur*さんとの出会いが、2013年の1月でして、そのステージは日本人のDNAに宿るアドレナリン誘発スイッチを連打するかのようなものでした。

なかなか拝見する機会が持てなかったのは、大変申し訳無い。


ひたすら切望していたのです。この2組のグループが競演する光景を観たいと。


前置きが長くなりました。ではではセトリを。

OP 琴姫のSEでの全員三つ指姿勢で登場。そして先攻後攻決め。結果先攻は琴姫。

平成琴姫ステージ

ダークネス
チャンス
Love Magic

Fleur*ステージ

ワッショイ!!PartyNight
さくら舞う
スズナリの星に照らされて

加藤唯×加藤未来コラボ
『キューティーハニー』

平成琴姫ステージ

lonely end
メロディ

Fleur*ステージ

ヤマトナデシコDestiny
カキーンTHEフューチャー

沙月美祐×綺月アヤメコラボ
『Eternal Blaze』

ゲームコーナー

平成琴姫ステージ

琴姫ワッショイ音頭

Fleur*ステージ

Prayer

ED Fleur*式に『チャオぱら~』で締め!!


自信を持って言います。この日のフロアで両組の楽曲を誰よりも熟知していたのは、この私です。これだけは譲れない。(笑)

そもそも、星の数ほどのライブアイドルグループが乱立する現在ですが、コンセプトを明確に持って活動しているグループというと限られてきます。


平成琴姫さんは、和をモチーフとしながら音楽性は果てしなくブラックミュージックやメタルに根差した編曲になっています。

元々日本的な旋律のスケールと、ブルースのスケールは相似しているので、和とソウルは合うと思っています。

そのため、プリミティブなグルーヴに日本的な『粋』が融合した音楽が成立しているのです。


Fleur*さんは、初期はポップな曲を歌っていらっしゃいましたが、ある時からオリエンタルな作風にシフトされました。

中国のフィーリングも加えながら、現代的なサウンドで日本の美意識を表現されています。歌詞の色彩感が和な印象の曲から、現代の日本人の性質や国民性を切り取ったような歌詞の曲と、様々な角度からジャポネスクを歌っています。

以上で述べたように、『和』というコンセプトでも両者のステージとパフォーマンスは沢山の違いがあります。

しかし根底で共通しているのは、グループとしてのコンセプトへの理解と、本来日本人が共感すべきナショナリズムなのです。これは相対的なものではなく、原体験として私たちが経験してきた故郷の姿だと思います。


今回の共演は、是非とも継続して開催していただきたいです。双方のファンも非常に和やかに一体となっていました。

2マンライブの魅力が最大限に活かされたイベントだと、私は確信しています。

長々と書きましたが、結論を。


平成琴姫とFleur*、両方とも最高のグループです。

全くもって私得な1日で御座いました。本当に有り難うございます。(笑)



アイドルファンの異端児からの投稿