縛られ吊るされた優子は
何もできず
ただ麻里子様にもてあそばれるだけだった…
(優子)ぅ…

(篠田)可愛いわね
(優)触らないで

(篠)まだそんな元気があるの?
仕方ないわね
鞭を持ってきなさい

(優)何をする気なの?

(篠)すぐにわかるわ
この可愛い体が傷だらけになるなんて
ほんとかわいそうね…フフ
せいぜい我慢しなさい
(優)待って

ビシッ

(優)痛い

(篠)まだまだこんなものじゃないわよ

ビシッ
ビシッ
ビシッ
(優)イヤーー

優子を叩く鞭の音と優子の悲鳴は
一晩中大奥に響きわたりました
いつしか悲鳴は消え
鞭の音だけが盛大に…
…翌朝
優子が地下牢に連れていかれたことは
将軍 友慎に伝えられました
(友慎)優子が?

…すぐに行く


友慎は優子のもとへ急ぎました
(篠)もう朝になったわね
(優)ハァハァハァ…
ガチャン

(友)優子

(優)友慎様

(篠)友慎様

ここは友慎様がいらっしゃるような場所ではありません

どうかお引き取りを…
(友)篠田
下がれ…
(篠)友…
(友)下がれ

(篠)はっはい

(優)友慎様…
(友)すぐに縄をはずすからな

(優)友…慎…さ…
バタッ
(友)優子


…続く