2018年11月2日。
アメブロで禁酒宣言をしてから5日が経とうとしていた時でした。
アメブロで公言しておきながら実はついついお酒に手が。。
という事はありませんでした。
でも震える手を押さえつけながら、必死で自分の弱い意思と戦う。。
という事もありませんでした。
長期間の禁酒なんて今までやった事がなかったので、相当辛いかと思っていましたが、全然そんな事はありませんでした。
初日は前日の友人との飲み会で深酒をし、あまり飲む気にならなかったのも良かったかもしれません。
以前は二日酔いで体調がイマイチでも習慣で飲んだりしていましたが、今回は禁酒宣言していたので、惰性で飲む必要なし。
2日目以降もほぼストレスなく続けられました。
ノンアルコールビールもとても美味しく頂いています。
そして体調の変化は物凄い。
一番の悩みだった腰痛があっという間に劇的に改善したのです!
禁酒二日目の夜くらいから変化を感じました。
今までの辛さが60~100くらい。
(時間帯によってまちまち)
だとすると5日目の今は。
65~25くらい。
全く痛みを感じないとまでは行きませんが、起き上がる時も屈む時も、あまり苦痛を感じません。
腰痛と飲酒の関係は深いものがあるようです。
冷たい飲み物を沢山飲まなくなったのも影響しているのかもしれません。
引き続き禁酒をする事で腰痛が完治する事を願っていますが、あまり無理はしないようにします。
でもこの分なら週末に娘と息子を連れて公園遊びが出来そう。
しばらくは腰が辛くて子供達と外遊びが出来ていなかったので、それがとても楽しみです。
そして禁酒の主目的は肝機能障害の改善。
これから3週間~1か月程度の禁酒をする事で、肝機能がどれだけ変化するかを確認するべく、
妻がお世話になった主治医が務めるK病院にこの日、足を運びました。
ここでお願いする事は、
人間ドックで要再検査となった肺の影がどう変化するかを観察するため、3か月後である12月にCTを取る事。
肝機能がどれだけ改善するか、今と禁酒を続けた後の比較をするため、血液検査をしてもらう事。
の2点です。
ちなみに血圧も引っかかっているため「アジルバ」という降圧剤を処方してもらいました。
血圧も妻が病気になってから今まで正常値だったのが急激に悪化して、一時は上180まで上がりました。。
脳疾患心疾患を引き起こす高血圧も怖い。
注意して見ていきたいと思います。
主治医とは何ともなしに妻の話題に。
「今回の人間ドック。便潜血は大丈夫そうですね。」
「ええ。でも妻のように上行結腸や盲腸付近に癌が出来た場合は、便潜血検査では分からないのではないですか?」
以前から疑問に思っていた事を聞いてみました。
妻の場合、血便は全く出ず、便は正常でした。
直腸や下行結腸近辺など、肛門に近い場所に癌が出来れば血便で分かるので、早期発見出来たのでは。
「いやいや。今の検査は非常に精密です。大腸がんの場合、どこに出来ても便潜血で98%は陽性反応が出ます。」
私は陰性だったので、まず安心して良いと。
「仮に陽性になったとしても、ポリープや炎症からも出血します。癌と診断される可能性は本来は低いものです。」
そうですか。。
今更になって悔やむ事は無いけれど、
妻は本当に不運だったのかな。
何で死ななきゃならなかったんだろ。
診察室を後にして、採血をするために処置室へ。
妻と何度も訪れた処置室。
肝臓の腫瘍増大を防ぐために毎日点滴をしに来ていた。
チクリと注射を打たれると、注射痕で痣だらけになっていた妻の腕を思い出す。
どんな思いで毎日のように注射を打たれていたんだろう。。
たまに妻に所縁がある場所やシーンに出会うと、妻の思いを自分に重ねてしまうトリガーが引かれます。
会計待ちの時に涙が溢れてきたので、ブルンブルンと首を振る。
K病院に来ると、たまにこんな気持ちになります。
気を取り直して。
まずは禁酒がうまく続いていること。
腰痛が思ったより良くなってきたこと。
血液検査も予定通り出来たし、このままの調子で健康な体を取り戻す。
子供達のためにも、
意思を繋いだ妻のためにも。
まだまだふんばります。