2018年7月14日。
 
2年ほど前のこと。
 
嫁さんの初盆法要をとり行いました。
 
 
私は東北の方の出身なのでかなりの無知だったのですが。
 
どうやら東京や一部の地域では、お盆にあたる期間は7月中旬になるそうです。
 
 
タブ爺さんから当たり前のように
 
「そろそろ7月だし、初盆の準備をしないといけないぞ。」
 
と言われて始めて、東京のお盆が7月だということを知りました。笑
 
 
ちょうど嫁さんの9回目の命日が7月14日ということもあり、
 
初盆の供養はこの日を希望しました。
 
 
実家から私の両親。
 
横浜から伯母夫妻。
 
あと嫁さんの妹。
 
土曜日だったので上手く日程調整が出来ました。
 
 
みんな集まって嫁さんの事を偲びました。
 
 
初盆法要の時は自宅までお坊さんが来てくれるんですね。
 
これも始めて知りました。
 
 
久しぶりに聞くお経。
 
別に何かに対して信仰を持っている訳ではないのですが。
 
 
嫁さんが空へと旅立ったあの日の事を思い出して。
 
涙が出てくる。
 
 
でもそんな時に限って。
 
何も知らない息子が私の背中をバシンバシン叩いてくる。
 
 
お経中も騒がず、
 
お利口さんにしていたけど。
 
ちょいちょい私の背中をバシンと叩く。
 
「泣いてんじゃないよ!パパ!」
 
って。
 
1歳の息子に気合を入れてもらってるようで。
 
涙よりも笑顔が出てしまいました。
 
 
今回は息子にもお線香をあげさせてみました。
 
そしてもちろん私も。
 
 
嫁さんが永遠の眠りについた日から。
 
9か月が経ちました。
 
今までずっと。
 
日が経つのが長くて遅くて。
 
 
月命日が来る度に、
 
「まだこれしか経っていないのか。」
 
「嫁さんが居たのが遠い過去のように思える。」
 
そんな風に感じてきましたが。
 
 
ようやく9か月。
 
うん。
 
確かに9か月前だった。
 
 
そう思えるようになって来ました。
 
これからは。
 
もしかすると時の流れの感覚が逆転して、
 
早く感じるようになるのかもしれません。
 
 
3カ月前。
 
ちょうと半年が経った6回目の月命日の時は、命日反応が強くて泣き崩れた日でした。
 
何もかもが信じられない日々が続いたけど。
 
 
兎にも角にも。
 
無事に初盆法要と9回目の月命日を無事に迎える事が出来ました。
 
 
無事に迎えるといえば。
 
この法要の後、親戚が集まってくれたという事もあり、
 
ちょっと早い息子の2歳の誕生日パーティーを開催しました。
 
その様子は後日書きたいと思います。