2013年5月19日。

この日が第一子である娘が産まれた日です。
 
予定日の3週間ほど前でしたが、前日に破水し、緊急入院、緊急出産の流れになってしまいました。
 
 
気丈な性格をしている妻も、さすがにソワソワ緊急気味。
 
何しろ初めての体験ですから当たり前です。
 
私はずっと側にいてあげる事にしました。
 
 
出産当日の朝。
 
陣痛促進剤を投与する事に対する留意事項を読んで、同意書にサイン。
 
 
分娩室に移動して妊娠促進剤を投与し始めたのは、10時くらいでした。
 
 
お昼前くらいまでは何も起こらず。
 
予兆もなし。
 
私はお昼ご飯を買いに外出するくらいの余裕がありました。
 
 
でも私がちょうど病室でお昼ご飯を食べ終わる頃ぐらいに、妻が痛みを訴え始めました。
 
 
どんな痛みなのかはもちろん想像が出来ませんでしたが。
 
妻の要求に全て応えてあげました。
 
手を握って。
 
腰をもんで。
 
足をさすって。
 
 
おそらく一般的な分娩に比べたら、かなり順調に進んだ方だと思います。
 
陣痛が一気に押し寄せて、生まれるまでは短時間でした。
 
看護師さんも大勢集まって、すぐに出産の準備が始まりました。
 
 
そこからは今まで見た事がない真剣に戦う妻の姿でした。
 
出産の辛さは男には分かりません。
 
 
でも出産はめでたい事。
 
出産の辛さを妻は乗り越えて。
 
無事に可愛い赤ちゃんが産まれました。
 
2400グラムの可愛い女の子。
 
やっと会えました。
 
 
大仕事を終えて休息する妻と新しい家族。
 
 
感動して涙が出て溢れるという経験を初めてしました。
 
 
妻は出産直後は放心状態。
 
後から、
 
「初めて赤ちゃんみた時、全然感動してなかったよね?」
 
と聞いたら。
 
「うん。しなかった。逆にあんなに痛い思いをさせられたから、憎らしく思っちゃった。」
 
 
全く。。サバサバとした妻らしい発言です。笑
 
 
ちなみにあまりにも短い分娩時間だったため、立合う予定だったお義父さんとお義母さんは間に合いませんでした。汗
 
 
その後の経過は順調で予定通りの退院となりました。
 
退院したその足で妻は里帰り。
 
私は1カ月ほど、一人暮らしを満喫させてもらいました。 
 
 
第一子の出産の思い出。
 
妻目線からすると、出産の大変さはあったでしょうけど。
 
やっと出会えた可愛い赤ちゃん。
 
新しい家族を迎える事が出来た喜び。
 
最高に幸せな瞬間でした。
 
 
産まれてくれてありがとう。
 
そして。
 
産んでくれてありがとね。
 
 
君に似て。
 
気丈で素直で。
 
可愛らしい素敵な女の子に育っているから。
 
 
安心して下さいね。