2018年5月30日。
 
娘が5歳。息子が1歳の時のお話。
 
 
保育園の帰りやお風呂に入っている時、娘からよく、こう聞かれます。
 
「ねぇパパ。私と〇〇(弟)どっちが好き?」
 
模範回答なんてものがあれば教えて欲しいですが、私はいつも息子がいるそばでも。
 
「弟よりも〇〇ちゃんの方が好きだよ。」
 
 
まだ息子は1歳ですから、何を言っても分からないので気にせずこう答えます。
 
もし息子が言葉を理解し始めたら、言う事は違うかもしれませんが、
 
「両方とも好きだよ。」
 
は、出来れば言わないようにしたいと思っています。
 
 
それはなぜなら。
 
子供が求めてない答えだから。
 
 
聞いてきた本人の方が好きだよ、
 
と言うのが一番の模範回答なのかもしれません。
 
 
ただ、好きだと答える時に、
 
今日はお手伝いを頑張ったから、〇〇の方が好き。
 
今日はテレビばっかり見てお水こぼしちゃったから、〇〇ちゃんじゃなくてお利口だった〇〇の方が好き。
 
とか、頑張った事を評価した上で答えたいなと思っています。
 
 
そういう事は抜きにして、本当のところはどっちが好きか。。
 
やっぱり今のところ娘の勝ちです。
 
男親だからかもしれません。
 
手がかかるからかもしれません。
 
 
でも、一番の理由は、
 
娘が母親を亡くした悲しみを知っていて、
 
大事な人を失った私と心を分かち合っているから。
 
私の悲しみを理解してくれているから。
 
妻との闘病生活を一緒に戦っていたのは、私と妻だけじゃなく、娘もそうでした。
 
 
色んな事を我慢してくれましたし。
 
一緒に涙をこぼしました。
 
もはや親子であり戦友です(笑)
 
 
妻の最期の言葉も娘に関する事でした。
 
 
妻が全力で育て上げた娘を、
 
これからも大事にしていきたいと思います。
 
 
ちなみに息子は。
 
何でも食べて。
 
よく寝て。
 
よく笑って。
 
なーんにも気にしない。
 
手のかからないし、大物になりそう。
 
そんな息子も大好きです。
 
 
この記事を書いたのは2年以上前ですが。
 
2020年6月。
 
3歳になった息子は別人のように手がかかる怪獣になりました。
 
ある意味、とんでもなく可愛いです。笑