2018年5月19日。
 
今度の土曜日は娘の5歳の誕生日。
 
当たり前だけど4歳になって1年が経つ。
 
 
ついに5歳か。。
 
あまりにも濃い4歳だったから、娘はずっと4歳だったような感覚にとらわれる。
 
極端に言うと4歳で生まれて、これからも4歳であるような感覚。
 
 
4歳で母親を失って。
 
4歳で幼稚園を1年で卒園して保育園に転園。
 
 
一気に環境が変わって、娘の人生の中でもこれほど波瀾万丈な1年はそうは無いだろう。
 
私の人生の中でも、1番の激動の1年だった。
 
その1年が終わろうとしている。
 
 
 
去年の4歳の誕生日の時は嫁さんがいましたから、普段と変わらない楽しい雰囲気でした。
 
 
当時ハマり始めたプリキュアのデコレーションケーキを食べ、プリキュアから誕生日のお手軽が届くように仕込みました。
 
娘は大喜びで今でも部屋の壁にそのお手紙を貼っています。
 
 
そして今年用意したのは。。
 
プリキュアのデコレーションケーキと、
 
プリキュアからのお手紙。
 
あら偶然また同じ!笑
 
 
でもキラキラプリキュアアラモードから
 
HUGっと!プリキュア
 
にちゃんと変わってますよ。
 
 
誕生日プレゼントもすでに買って、事前に渡しちゃいました。
 
 
今までは当日にサプライズの形で渡していたのですが、もうその形が通用しなくて。
 
「もう誕生日でしょ?早く買って。」
 
と、責めたてられる日々。。
 
 
買ってあげたのはピアニカとドラえもんのお勉強タブレット。
 
今のところ、ちゃんと使っているようで安心しました。
 
 
サプライズといえば。
 
嫁さんが遺した5歳の娘に向けた手紙があります。
 
 
亡くなる1週間前くらいでしょうか。
 
家族に手紙を遺したいとずっと言っていたのですが、せん妄が激しくなかなか書き進める事が出来ていませんでした。
 
 
ある日、入院中の病室に行った時。
 
「書いた。」
 
と言った嫁さんに。
 
「どこにあるの?」
 
と、聞いても、意識が朦朧としていて場所が分からない状態になっていました。
 
 
こんな状態で書けるはずもない。
 
書いたかどうかも怪しいと思ったのですが。
 
 
探しに探したら見つかりました。
 
誤字脱字だらけの手紙でした。
 
 
でもしっかりと5歳になる娘に向けた愛情溢れる手紙。
 
自分が居なくなっても周りには家族がいるから、悲しまないように。
 
どうしても寂しい時は私の写真に話しかけるように。
 
 
もう娘の側にはいられない。
 
死ぬ覚悟が決まっていた。
 
そんな内容の手紙です。
 
 
この手紙を、誕生日の日に娘に読んであげるつもりです。
 
 
問題は。。
 
ちゃんと読めるか、だ。
 
 
泣いちゃって読めないかも。
 
今の内に練習しておこうかな。