2017年12月7日
この日は娘の幼稚園が休園だったので、二人で妻の墓参りに行った。
つい先週の土曜日が納骨だったから、お墓参りをするのは初めてのこと。
こんな風に気が向いた時にぶらりと妻に会いに行けて、
ついでにスカイツリーやその周辺で遊んで帰る。
お墓参りをする事は、
悲しい事でも何でもなくて、とても楽しい事だと思えるようにしたい。
子供達とさやかとを繋ぐ時間はそうで在りたいと思っていたけど、
それが実現出来て本当に良かった。
とうきょうスカイツリー駅に着いて早速すみだ水族館へ。
年間パスポートも買ったし、お墓参り前の定番にしようと思っている。
すみだ水族館で遊んだ後、お墓へ歩いて向かう。
途中に水辺公園があって、そこには大きな滑り台があった。
娘は何回も何回も楽しそうに滑っていた。
これも墓参りの時の定番になりそうだ。
その後、「お墓」に着く。
その場所は「お墓」って呼び方もしっくり来ないような佇まい。
マンション型の納骨堂は、
今までの「お墓」の常識とはちょっと違うものでしたが、
間違いなくここに、さやかの魂がいる。
与えられた区画でカードをかざし、センサーで読み取ると、
ゴトゴトっと音がしてゲートが開かれる。
〇〇家と表記されたお墓が現れる。
建物の中なので線香もあげられない。
お水やお花もあげられない。
焼香のみ。
味気ないお墓参りなのかもしれないけど、その代わりに妻の写真が映し出されるディスプレイがある。
事前に登録した写真10枚。
どの写真も全部が深い思い出のあるものを厳選した。
涙が溢れる。
全ての写真が幸せを写していたけど、
その幸せがあっという間に失われた。
なんで。なんでだ。。
未だに受け入れるのが難しい。
帰りは上野駅経由で帰宅。
すみだ水族館はクリスマス前だからなのかキラキラしていたけど、
平日だったのに家族連れが結構いた。
子供を連れているママを見るとグッと辛い感情が襲ってくる。
急にスイッチが入る感情の波。
まだまだ乗り越えるのは先の話。