2017年12月6日。
この日は幼稚園の送迎のバス停でいつも一緒になる、ママ友さん達を自宅にお呼びして「オヤツ会」なるものを開きました。
妻の四十九日も終わり、少し落ち着いたので、御線香を頂きつつ、
それだけだと寂しいので子供達も呼んで、
みんなでオヤツを食べよう、といった企画でした。
娘が幼稚園に入園したのは妻の病気が発覚してから約半年後。
抗がん剤治療の効果に陰りが見え始めていたけど、
それでも試行錯誤して何とか生き延びようと必死でもがいている最中でした。
この時にはまだ娘には、
ママが死に関わるような重い病である事は明には言っていなかったし、
妻は普通のママとして普通にママ友と接する道を選びました。
私も育児休職を3月から取得していたので、幸いにも妻をサポートする事が出来ていました。
抗がん剤の薬を首からぶら下げている時は、バス停の送り迎えは、私やお義母さんにお願いしていましたが、
その時以外は、
「これから付き合いも長くなるんだし、ママ友と仲良くなっておきたい!」
といった妻の気合いで、どんなに体調が悪くてもバス停に通っていました。
本当に強く気丈な妻でした。
幼稚園の夏休みが終わる頃。
妻の体調が急激に悪くなり、バス停に行けなくなった時、私から妻の病気の事を初めて皆さんに伝えました。
みんな悲しんでくれたし、頼りにして欲しいと言ってくれて、本当に有難かった。
大切にしたい関係だけど、送迎の時間を考えると、仕事に復帰した後は幼稚園に通わせる事は出来ない。
保育園に転園にする予定だからこの人たちとはもう会えなくなる。
そんな思いで過ごしていました。
この日のオヤツ会の時には当然息子(1歳)も参加していました。
この時に撮って頂いた写真。
表情だけはイケメンです(笑)
そしてこのカラフルな毛布はいっときも手放しません。
この写真から約2年半後のいま。
相変わらず毛布を口に加えて寝てます(笑)
でも少しずつお利口さんになってきて、
トイレでオシッコが出来るようになったし、
自分で出来ることが増えてきた。
今が子育ての一番の醍醐味を味わえる時期かもしれません。
ちなみに幼稚園のママ友は地域は同じなので、たまに近くのコンビニとかで見かけます。
悲しいお別れがあってから2年以上が経ったけど、
娘が小学校に入学したから、また幼稚園の頃の友達と再開できる。
同じクラスになれたらもっと嬉しいな。と思っていましたが。
新型コロナの影響ですんなりと新学期は迎えられず。。。
休校はGW明けまで続くようです。
でも子供達の健康が第一ですから文句は言えませんが、、
学童と保育園は休みにならない。
大丈夫か心配です。。