2017年7月27日。
 
緊急入院し、意識朦朧としていた妻。
 
言葉をかけても何も反応できなかったけど。
 
 
一昨日より昨日。
 
昨日より今日。
 
日増しに妻の状態は回復していました。
 
 
入院3日目のこの日に入ると、

ご飯も少し食べられるようになって。
 
のんびりとテレビを見る事が出来るようになりました。
 
 
抗がん剤治療に加えて、

ハイパーサーミア。
 
高濃度ビタミンC療法。
 
さらにはスポーツクラブに行ったりと。
 
無理を重ねていた妻。
 
 
最初は命の危険性を感じるほど心配したけれど、
 
時間が経つにつれ、
 
久しぶりに穏やかな時間を取り戻せた気がするようになりました。
 
 
荷物も何も用意せずに緊急入院となったから。

妻のあれやこれや。
 
家から持ってきてくれ要求が半端ない。
 
タオル

財布
スリッパ

着替え
 
くらいは生活に必要なものなので分かりますが、
 
ふりかけ
メンソレータム
綿棒
つまようじ

 
。。
 
病院と家を何度も往復しました。
 
まあ元気になってきた良い証拠です。
 
 
でも、いい事ばかりではなく。
 
娘がこの日から、激しい咳と高熱が続くようになります。
 
 
この日は朝一で妻の元にお見舞いに行きたかったのですが。
 
さすがに娘が辛そうにしていたので、病院に連れて行ってから妻に会いに行く形になりました。
 
 
マスクをして寝込む娘。
 
 
後ろにいるのは、妻のお父さんとお母さん。
 
妻が倒れた時に駆け付けてくれて。
 
それからずっと食事を作ってくれたりと、子供達の面倒を見てくれました。
 
 
この翌日。
 
盛岡から私の両親が駆け付けてくれてバトンタッチとなりました。
 
 
娘はしばらく熱が下がらず、娘の通院と妻のお見舞いの繰り返し。
 
私もフル回転で動き回っていました。
 
 
体力的にキツイ時期だったはずですが。
 
日に日に元気になる妻の姿が、
 
私の原動力となっていました。