2017年4月
育児休職を始めてから約1ヶ月が経ちました。
育児休職を始めてから約1ヶ月が経ちました。
妻の発覚してから育児休職する事を決心する間は、仕事をセーブ出来ていたので妻の近くにいる時間が多かったのですが、
休職を決めた後の2カ月間は、業務の引き続き作業でまた忙しくなり、妻の側に居られる時間が逆に少なくなっていました。
その間は妻が病気と闘っている姿を、長い時間見ている事はそこまで多くは無かったと思います。
そして2017年3月から育児休職が始まり、やっと妻の側にいる事が出来るようになったと共に、24時間病気と闘う妻の姿を見ることになりました。
妻の状態を良く観察するようになって、一番の妻の苦悩を感じたのは、あまりにも極端な食事制限でした。
それは抗がん剤の副作用の辛さを上回っていたと思います。
食事療法の内容は以前の記事で書いたので詳細は書きませんが、食いしん坊だった妻には本当に苦痛だったと思います。
でも妻自身がこの食事療法を自分なりの命綱と考え、自分で決心して続けてきた事だったので、私は全力で応援しようと思っていました。
ただ私たちは家族。食卓は同じです。
妻の横目で普通の食事を普通に食べる姿ですら、妻に見せるのは抵抗を感じました。
妻も食事療法を1月から始めていて長くずっと耐えていましたし、努力に対する効果が思うように得られなくて、モチベーションが明らかに落ちていました。
妻にはもう少し頑張ってもらいたい。
なんとかその辛さに少しでも寄り添ってあげたい。
なんとかその辛さに少しでも寄り添ってあげたい。
そんな思いから、私も妻と同じように食事を制限するようになりました。
始めたのは、最近だいぶ定着してきた糖質制限というもの。ダイエットも兼ねていました。
この糖質制限は、口に入れていい食べ物が妻のものとは種類が違いました。
つまり、妻ですら食べて良い食べ物を、私は食べられないのだ。という形を作る事が出来たのです。
例えば、玄米や全粒粉パン、じゃがいもやニンジンなどの根菜類や、ヨーグルトなどの乳製品、果物は妻は食べても大丈夫なのですが、糖質が含まれているため、私は一切口にしないように我慢しました。
お互いに
「いいなー。○○が食べれて。」
と言い合える状況にしたかったのです。
「いいなー。○○が食べれて。」
と言い合える状況にしたかったのです。
妻を応援する気持ちと。
妻が辛いなら自分も同じように辛い思いをしたい。
それで少しでも気持ちに寄り添えるなら。
妻は私のそんな行動を「本当に続けられるの?」と冷ややかに見ていましたが。
私が本気で続けているのを見て、自分の折れかけていた心を少し取り戻してくれたようでした。
ただ。その結果。
妻の食事、私の食事、子供達の食事、で全く別のメニューになるという事になったわけで。。
3種類の食事を用意する、というのもかなり大変な作業ではありました。
妻が辛い思いをして続けてきた食事療法。
何とか続けられるように、支えてあげようと努力しましたが、
この後、妻の限界が訪れます。