サム・ファーステンバーグ監督。
ステファニー・ニズニック 、グレッグ・クロマー 、ダニエル・クイン 、リチャード・モール 、ハーレル・レフ出演。
こちらもGyaoで鑑賞。“1である”『スパイダーズ』は昔、親がどこか旅行か何かでいなくて、妹と二人で地上波のロードショーでやってて観てしまい、ビビりまくってましたあの時はホンマに怖かったんだよなぁ。。今はもう内容覚えてないけど
『スパイダーズ』は、やはり日曜洋画劇場で日本デビューしていたらしく、かなり怖かったような気がするんだけど。。。今回は怖いとかじゃなくて、もう呆れて笑ってしまうところがありました。まさにB級映画の王道監督は“1”とは変わっていました。そんな中でも、それなりに楽しめたかも!??笑
アレクサンドラ(ステファニー・ニズニック)とジェーソン(グレッグ・クロマー)の二人は海でクルージングを楽しんでいた。だが、突如巻き起こった大嵐で遭難、絶命寸前のところを巨大タンカーに救出される。
ビグロー率いるこのタンカーは無線が故障していて!?2人は否応無しに同行することに。。。
遭難時に怪我を負ったジェーソンは船医グルバックの手当てを受けるが、これが悪夢の始まりだった。怪しげな薬を注射され、しだいに彼は幻覚を見るようになる。冷蔵庫に吊るされた人間の死体、苦悶の表情で絶句する男女。その背後で咆哮を上げる巨大な牙を生やした怪物。これは幻覚なのか、それとも現実
見たものを誰にも信じてもらえない彼は、閉じられたタンカー船尾の扉をこじ開ける。するとそこにいたのは……
最初のオープニングはなかなかよかったんです。普通に何のために彼らは人を殺して、何のためにそれを袋詰めにしているのか・・・
(分かってたけどね
笑)
で、巨大グモ出てきたときは、あの時の記憶が蘇って、うわぁぁ~って感じだったんだけど、次第にってなってきて、あの巨大グモが室内に飼われてる!?って気づいたときは、もうこの作品やばいな(違う意味でね
)って思った。
撮影の仕方というか、船員の全員をどことなく怪しく魅せる方法はB級映画の特徴じゃないかな。この表現ちょっと分かりにくい笑
確かに船上だけでの話となると、お金の面でも、話の展開の面でも、どうしてもスケールが小さくなってしまう。。もっと広いところだったからこそ、あの巨大グモの怖さが味わえたんだと思うそれに、大蛇映画の方の『アナコンダ』でも感じたことだけど、“一匹”から、続編になるとなぜか“大群”になっちゃうんだよね
そこも自分にとっては、逆に怖さを半減させてしまってる原因かな、って
で、船長であるビグロー、船員、そして今回の首謀者であるドクター・グルバック。彼らは何としてもアレクサンドラとジェーソンの二人には“巨大クモの存在”は知られてはならなかった。。ましてや、グルバックの本当の思惑なんて・・・
最初はジェーソンの話なんかちっとも聞いていなかったアレクサンドラ。だが、次第にこの船、自体の異変に徐々に感づいていく。。
しかし、もう遅かった。。ジェーソンの腹の中には、なんとあの巨大グモの卵が産み付けられていたんだっ・・・
さすがにあのシーンは気持ち悪かった!『のし・・のし・・・のし・・・』ってジェーソンに向かって近づいてくるクモの姿は相当やばい特に口!?かキバがネチョネチョしてそうで、気色悪かったね
でもここまで来て、どうせならもっと行き過ぎるくらいに変にリアル感出してくれてもよかったかな
笑
最後はまぁあっけなく!?終わっちゃう感じなんやけど、なんであんなにクモいるのにジェーソンは、『あいつらは腹いっぱいなんだ。』とか言って普通に流してるし
あんなけ船の上にクモいたら、絶対一匹くらいは襲ってくるやん!!っていう突っ込みは置いといて。。笑
まぁ、退屈しのぎとかにはちょうどいいのかも?DVD借りてまでは絶対オススメしませんね
でも一回は観てみてほしい!そんでもって感想聞かせてほしい作品ではあるかな、ある意味笑 “1”の『スパイダーズ』をもう一回観たくなったのも、正直あるかな。
僕的には、ジェーソンの行動を一部始終監視してた、ヒゲ付き太っちょ船員のキャラが一番好き!?かな笑
☆評価☆・・・3.0