007/カジノ・ロワイヤル


マーティン・キャンベル監督。

ポール・ハギス脚本。

ダニエル・クレイグエヴァ・グリーンマッツ・ミケルセンジュディ・デンチジェフリー・ライトジャンカルノ・ジャンニーニ出演。


久しぶりに映画館行って観て来ましたよ~グッド!あの臨場感はやっぱり家では無理だね。まぁ、ちょっと僕は2時間とかずっと座ってるのキツイから、お尻がかなり痛くなったんやけども・・・あせるでも、140分ってゆう長さは全然苦にならなかったですね、この作品星

007。全くもって今までの作品は観たこともないし、知識も全くなしでした。調子乗って、券買うときに、『ダブルオーセブン、でグッド!』とか俺言っちゃってたけど・・・べーっだ!笑 昔に007のゲームやったような気がするだけで爆弾でも、みなさんが知っての通り、本作は今までの007より前、つまりはボンドが007になるまで(なってからも含む)の話なんだよねひらめき電球だから、そうゆう意味ではみんなが安心して観れる作品だと思います。


監督のマーティン・キャンベル。彼は『007/ゴールデンアイ』、『マスク・オブ・ゾロ』、『バーティカル・リミット』、『レジェンド・オブ・ゾロ』など、かなり有名な作品でメガホンとってますね。ゴールデンアイでも監督をやってるから、今回はやりやすかったんじゃないのかなOK

ダニエル・クレイグ。今回の主人公、ジェームス・ボンド役を演じたわけだけど、色々と007ファンの間では問題が上がってたみたいですね。髪が黒じゃないとかなんとか・・・。でも、そんなもん関係ないっしょビックリマークこれ観た人ならそう感じる人多いと思う。普通に、クレイグでハマってたし、なんといっても、あのサファイアのようなブルーアイズには、かなり惹きこまれました宝石ブルー流れ星それに、恐らく撮影に入る前までに、かなり体作りやってたと思う!かなりのムキムキボンド様でございましたガッツだから、そうゆう点では、この007にかなり賭けてたところがあったんじゃないかな。その思い通り、ちゃんとこの007は成功してると思うし、もちろん、今後のダニエル・クレイグ自身の人気・知名度なんかも、グッと上がったと思うアップミュンヘン』、『ジャケット』などに出演。

エヴァ・グリーン。彼女は名前を聞いたことあるくらいで、観たことは多分ないんじゃないかな~。。本作ではボンドのヒロイン的存在で出てたけど、ちょっと今回のボンド(クレイグ)の相手役には、不自然な気もしました。。『ルパン』、『キングダム・オブ・ヘブン』に出演。

マッツ・ミケルセン。彼は今回ボンドの最大の敵、つまりはカジノ(ポーカー)のライバルとなる役。悪役なんだけど、ドクロドクロみたいなんじゃなくて笑、ちょいミステリアスな悪って感じだったね。この人なりの雰囲気を前面に出していったら、結構いい線いったりすると思うんだけどな・・・どうでしょべーっだ!

ジュディ・デンチ。彼女は“00”組織のボス役。それに、今までの『007』シリーズに何作か出てるんだね。ってことはもう007には常連のキャストなんだろうか??だったらもっと若くしないと・・・にひひ笑 アカデミー助演女優賞を勝ちとった『恋に落ちたシェイクスピア』や、『ショコラ』、『アイリス』、『リディック』、『プライドと偏見』などに出演。まさに“大物さん”ですね。

ジェフリーライト。『アリ』、『クライシス・オブ・アメリカ』、『ブロークン・フラワーズ』、『レディ・イン・ザ・ウォーター』などに出演。CIA工作員として出ていたけど、ホントのところは・・・??って感じで晴れ

ジャンカルノ・ジャンニーニ。彼は顔濃いですね~まさにイタリアンって感じの。『ハンニバル』、『マイ・ボディガード』等等に出演。


で、やっとこさ内容に触れることができるんだけど、まだ公開中やからいつも通りったわけにはいかないねあせる少し抑えていかせていただきやす!!

最初、いきなりモノクロの画面から始まります。ここで!?となって、僕は逆に一気に釘付けっグッド!そう、まだこの時点では“00”の組織には加わってないんだ。まだただの“ジェームス・ボンド”ってゆう男なだけ男の子でも、加わるには2人殺さないといけないってゆう決まりがあって、一人は殺してたんだけど、もう一人はまだだった・・・。で、部屋に居たのが多分そん時の現役007だったんじゃないかな??そいつを見事に殺して、見事ボンドは007となり、華々しくオープニングを迎えるクラッカーそう、ここからやっとカラーになる。つまりは、やっとこさ皆が知ってる007・ジェームス・ボンドが誕生ってわけなのさ虹


オープニングの音楽・映像はかなり凝ってたね~音譜特に映像が、この題名である『カジノ・ロワイヤル』にちなんで、トランプのな柄がかっこよく舞うんだ。。。で、最後にピストルでズドーーーン!!みたいな??最初から結構カッコよすぎでしたラブラブ!笑 ただ、これは僕が観た映画館の特徴なのかはわからないけど、映像がどこか古いとゆうか、アンティークな感じが、終始ただよっていた。画質なり、話の内容も少しは含めて。あと、9・11の事件の話が出てきていたので、これがボンド誕生の話なら、これまでの007シリーズは今より未来とゆうことになる。だから、上のようなことをこちら側に感じさせたのか、はたまた、僕がたまたまそう感じただけなのか・・・。


見事“00”の一員となったボンドの最初の任務が、凄いっっ!!場所はアフリカ。ほんでまた、最初から飛ばしすぎ・・・あせるある爆弾を持った男を追ってたんだけど、こいつがすばしっこくて、逆にボンドより身軽に感じたのは俺だけかな??笑 

007


でもそのやり方が、のっけから『ボンドそれはやばいってガーンあせる』ってゆうシーンの繰り返しで。。。そんで観てた劇場内が、妙に寒くて、ポケットに手を突っ込んでた僕なんだけども、逆にこのシーンでは手に汗握りまくってました!!笑 

CGを使ってないので、かなりハラハラどきどきのシーンでございます。トラクターでぶっ壊したり、他国の大使館に勝手に入り込んで人殺したり、工事現場のめちゃくちゃ高いとこをピョンピョンしたり。。高所恐怖症の僕には絶対無理なところでもありやしたよ・・・ショック!


で、この件はボンドなりの派手なやり方で見事に!?解決し、本部に戻るボンド。
007/カジノ・ロワイヤル
そこで“00”を牛耳るボス・Mと初めて顔を合わせることに・・・

 

ここでも、MのPC(SONYのvaio。明らかに現代のモノだよね?笑)を使って、ある情報を嗅ぎ付け、これが本当のボンドの初任務となっていくわけだが・・・怒はてなマーク


その初任務とは、ある男(マッツ・ミケルセン)が不正に多くのテロ組織から金を借り、それを莫大な金に変えてるとかなんとか(笑)とゆうのを、止めるために、ポーカーを得意とする、いや相手の心理を読むのが得意なボンドが送り込まれるんだけど、これがうまくいかない。。。Mに紹介された金融関係の女(エヴァ・グリーン)の金を元手に、その男が参加するといわれているカジノの場にボンドが加わる計画を立てる。さて、うまくこの男からそのテロ組織と絡んでいる不正な金を取り戻すことができるのか・・・はてなマーク



ここ(ポーカー対決のシーン)に行き着くまでに、ボンドは色んなところから探っていくんだけど、これが僕にとっては新鮮でよかったニコニコ結構今までに見たことのない楽しませ方をしてくれるシリーズものなんだな~って、この辺りで再認識しましたひらめき電球
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ボンドが乗っている車がかっこいいのはもちろん、スーツがやっぱりボンドのトレードマークなんだね~星クレイグのマッチョな体が基礎にあったのもあると思うけど、全てのシーンにおいて、007の独特かつ、大人な雰囲気が漂っていて、高級感溢れたところでもありました流れ星
所々クスっと笑える場面もあったしね晴れでも、それもボンドの策略通りだったって気づいたときにはもう次に進んでいってたり・・・って感じで、テンポもよかったと思うアップ


で、ある意味一番メインであるポーカーのシーン虹007

ここはここでホント楽しめるところだと思う。ただ、ある程度のポーカーの知識はないと、ちょっと何が起こってるのかわからないかもしれないかな汗はてなマーク僕もそんなにはポーカーに詳しくないから、ただひたすらボンドと相手の悪役の心理戦に頑張って付いていってる感じだった走る人あせるここでも、ボンドにとっては逆風となってしまうことが一捻り、いや二捻りあったわけなんだよね。。。そこは、自分の目で見てくださいな音譜


最後の最後に、またボンドは最も信頼・愛を寄せていた“ある人物”に裏切られてしまう・・・。ここで“愛”とは決別することを決めたんだよね虹今までは人妻好きだったくせに。。。にひひ笑 

でも、ここのアクションシーンも凄かった星あのCMのビル崩壊のところひらめき電球もちろん、ミニチュアの模型を使って撮影したところもあったように感じたけど、結構締めくくりにはいい感じの場面じゃなかったのかな?

で、一番きつかったのは、あの拷問シーンやねあせるあんなとこ引っ叩くとか、あいつどんな趣味しとん!!って思ってたら、ボンドが気持ちよくなっとんショック!!!笑 まぁ、冗談での演技のとこだけど。。とにかくあの場面はホントに痛そうで力入りましたね。

残念だったのが、ボンドのあのカッコいい車でのカーチェイスシーンをもう少し増やして欲しかったなぁ・・・って。。ここは結構観た人みんな感じてるみたいですね~シラー

あと、終わって帰る時に考えてたのが、本作の話の最後の方になるに連れて、細分化、枝分かれしすぎてて、まとまりとゆうか、インパクトが薄れていたように感じた。

確かに、アクションシーンは壮大なものだったんだけど、最初のようなアクションシーンを最初にもってくるなら、それを1ブロックとして、次にボンド自身が行っていく捜査のブロック、そして本作で一番メインのカジノの場面、そして最後にもう一つなにか大きいものをもってくるってゆう感じの、簡単に4つに分けるとゆうような話の構成の方がよかったと思うひらめき電球これはあくまで、僕の思ったことだけどね虹
あまりにも、この人は実は・・・オバケこの人は実は・・・ドクロってゆう反転が多すぎたのも要因かな。

この作品を、あえて簡単に例えるなら、『M:i:Ⅲ』をもっともっと大人っぽく、高級にした映画って感じ音譜どっちも、もちろんおもしろかったけど!


で、最後の最後にボンド、リターンとあったので、これがまた新たなシリーズものとなるのは間違いないんじゃないかなアップはてなマークスターウォーズみたいな感じで晴れてゆうか、もう製作決まってんの???


ダニエル・クレイグは今後これをキッカケに確実に活躍の場を広げていくだろうね音譜続編、是非映画館で観たいですうまー!チョキ


http://www.youtube.com/watch?v=a7j93Bf-EyI


http://www.youtube.com/watch?v=UWkNigorqBs

(↑オープニングの曲ビックリマークかっこいいし、映画のシーンもちょこちょこと観れますよん星




☆評価☆・・・4.3