7月の診察時に、「そろそろ1年経ちますし、心カテやっておきましょうか?次回の診察の時にでも相談しましょう」と先生に言われ、心カテは2年以上やってないんだけどな…と思いながら、「分かりました」と日本人らしく?答えておきました。
…で、9月の診察時に「心カテどうします?」という話になり、11月12日から2泊3日の検査入院が決まりました。

 

 

11月11日、
明日から入院なので、仕事の段取りを付けて、持っていく物などの準備をしていると、病院から電話。しかも担当医の先生から直々の電話。
「心不全の患者さんが急増してベッドが空かないので、一日遅らせてもらうか、あらためて日程を調整させて欲しいんですが…」との事。

 

仕事の調整もしてしまったし、またいろいろと段取りするのもアレだったんで、一日遅らせて13日の金曜日(不吉?!)に入院する事に。
先生に「14日の土曜に退院できるんですよね?」と訊くと、「検査の結果、数値が悪ければ、そのまま入院してもらって3剤目の調整もできますけど…、まあ、それはあらためて相談でも良いですし…」と言われ、「そんな話聞いてないやん! 薬の調整となると2週間くらい入院せなアカンやん!」と思い、「あらためて相談という事で、土曜に退院します」と答えました。

 

 

11月13日、
そんな訳で、嫁さんに午前中休んでもらって、病院へ。(駐車場が少ないので、本人がクルマに乗って行って入院中に駐車場を使用する事ができないのです)

 

入院手続きをして病室に案内される。(コロナ禍の入院なので、入院病棟以外はマスク着用必須です)
手首にバーコードを付けられて、採血と採尿。その後、レントゲンと心電図、呼吸機能検査へ。呼吸機能検査は機械の準備が必要なので、30分程かかります。

 

昼食禁

 

諸々の検査から戻ってくると昼近く。でも午後から心カテのため、昼ごはんは抜き。
病衣に着替えてから点滴を付けられる。
iPadで鬼滅の刃のアニメなど見ながら、検査まで待つ。

結局検査に呼ばれたのが、5時頃。検査着に着替えて車椅子に乗って検査室へ。もう気持ちは、まな板の上の鯉です。

 

 

右心カテーテルだからなのか、首の右側の静脈と右手首の動脈からカテーテルを入れられる。左腕には血圧計と酸素の計測器と点滴。見た目もまな板の上の鯉状態。

 

検査自体は小一時間。その間、何度か息を「吸って・吐いて・止めて」を繰り返す。
別に麻酔で眠っている訳ではないので、担当の先生や検査技師さんの会話が聞こえる。検査室では時折クスクスとした笑いが起こる。検査されている身としては、なんで笑っているのかすごく気になる。笑い方によってはちょっと失礼だなと感じる時だってある。

そんな事を思いながらも、検査が終わって「大丈夫ですか?」などと訊かれると、「大丈夫です、ありがとうございました」と応えてしまう。まあ、嘘ではない素直な感情なのだが。

 

看護師さんが迎えに来てくれて、また車椅子で病室まで。晩ごはんの時間は過ぎているが、検査後1時間は食事できないので、もうしばらく我慢。また鬼滅の続きを見る。

 

 

右手は圧迫固定

 

7時半過ぎにゴハンが運ばれてくるが、右手が圧迫固定されていて使えないので、決まっておにぎりが出る。
初めての心カテの時はそんな事を知らず、スプーンを持っていかなかったので、おかずをほとんど食べられなかったなぁ〜などと思いつつ、和風ハンバーグや他のおかずをスプーンとフォークを使い分けて食べる。

 

 

 

そうこうしていると先生がやってきて、検査の結果、肺動脈圧は24で前回と変わらないので、手首の血がしっかり止まれば明日退院できますよと話してくれる。一安心。
手首も血も無事止まり、翌日嫁さんに迎えに来てもらって帰途につきました。

 

帰り道の紅葉

 

帰り道、紅葉がキレイだったなぁ。