オンライン英語で、応用言語学の教授という人と話した。

今は東南アジアで研究しているという。

 

会話の終盤、聞かずにはいられなかった。

 

「何千人もの生徒を見てきたであろうあなたに聞くけれど、長男が勉強が得意でなく、塾の下位10-25%である。

彼が非常に努力しているのを知っているので、自分は口では励ますようなことを言うが、そのとき、どうしても…失望の感情が表情に出てしまっていると思う、そしてそれを彼は気づいている、と思う。

 

親として何ができるだろう」

 

と言うと、

 

「息子は海外で高校まで過ごしたが、スポーツに夢中になる一方で、まあ勉強しなかった。でも自分は成績表を見ても何も言わなかった。いま思うとかなり下のほうだったなあ笑」

 

「それは…正直、disappointing、ではなかったですか?」

 

「全く。

だって、自分と同じようになってほしいわけではないから。

自分のロボットになってほしいわけではないから。

彼は彼の人生を生きればいい」

 

彼が朗らかに「全く(Not at all)」と言ったあたりから、泣いてしまった。

 

わかってる、わかってるんですよ。

でも苦しくてしょうがないんです。