今日のブログは、
10月1日のブログとも関係する告白。
有難いことに、転職活動は大成功！
無事に入社を終えられた。
これからまた一から仕事を覚えて、
信頼・信用を作っていかなければいけないけれど、
ひとまず一安心はしてもいいはず…？
脳はまた要らぬ不安探しをしているけど、
これからもきっと大丈夫なんだ
だって、ここまで大丈夫だったんだから！
今日は何を告白するかというと、前職について。
別にわざわざ告白することではないけれど、
経験したからこそ語れるし、
私も以前は知らなかった世界なので、
こんな世界もあるんだよ
というシェアをしたいと思った。
私は、
障害者就労継続支援A型事業所
という場所で働いていた。
（以下、A型事業所と略）
どんな施設かというと、
精神障害、発達障害、身体障害、難病など、
障害を持っている人が、
一般企業で働くための訓練の場所みたいな感じ。
ちゃんと雇用契約は結ばれていて、
お給料をもらうことができる。
他の事業所のことはよく分からないけど、
事業所の中では軽作業をしたり、
物作りをして販売をしているところが多いのかな？
あと飲食店をやってるところも結構多いかも。
その他には、簡単に言うなら、
事業所から派遣される形で
一般企業で事務職をしたり、
ホテルやマンション清掃をしたり、
食品工場で作業したりと多種多様。
私は最初の半年は軽作業だけだったけど、
残りは“派遣される”という形で
事業所の外で働いていた。
軽作業も色んなことをやったけど、
飲食店店員、清掃、IT関係、アパレル関係、
ほんと色んなことをやった。
やりたいことは選べなかったけど、
一々会社を辞めずに
色んな経験をできたのは宝だと思っている。
その結果、
デスクワークが1番向いていると思い、
今回の転職は事務職を選んだ。
5年前に離婚した時、
否が応でも再就職しなければならなくて、
でもまだ普通に働ける状態ではなかったから、
主治医がA型事業所を薦めてくれた。
それまで、
A型事業所の存在も知らなければ、
どんなところかも知らなかった。
こういった障害者の施設は、
色んな批評があるけれど、
5年も勤められたのは、
そこそこ人間関係が良かったから。
65歳の定年の縛りはA型事業所でもあるので、
ずっと働くという選択肢もないわけではない。
だけど、私と環境が合わなくなってきた。
私自身、
体も心も5年前より逞しくなって、
事業所を利用する人たちとの差が
大きくなっていた。
居心地はいいけれど、
今年になってストレスが大きくなるばかりで、
次のステージに行く時が来たんだな～と思った。
そんなわけで、転職活動をするに至った。
ほんとに色々あったけど、楽しかったなぁと思う。
色んな作業をする中で学んだことは、
何ものにも代え難い。
生きてる間にこういうものと
出会えたことってすごく幸せだと思うし、
ある生活支援員さん―、
事業所の中にいる職員さんなんだけど、
その人との出会いは
私の人生に大きな影響を与えている。
その人がいなければ、今の私はない。
A型事業所を利用するというのは、
私の人生には欠かせないイベントだった。
5年前転職した時は、離婚調停の真っ最中。
そんな中で、今は亡き愛猫の看病をし、
離婚の手続きに追われ、
新しい環境で仕事をすることに比べたら、
今はきっとすごく楽なはず。
あまり実感はないけれど。
今は今で大変だし
でも、きっと大丈夫
ここにいるのは
色んなことを乗り越えた証だから
離婚、再就職が第1章だとしたら、
今回の転職は第2章の始まりだと感じている。
これから何が起こるんだろうね。
わくわくもするけど、やっぱり恐い
