3連休最終日湿度が高くて気温以上に暑く感じましたが明日からはまた気温も上がるみたいなので気合入れ直して頑張ります！

昨日の名古屋トリプル世界戦メインも驚きましたがセミも驚きました

WBO世界バンタム級タイトルマッチ

王者武居由樹 vs 1位クリスチャン・メディナ

武居選手がV3戦で指名挑戦者メディナを迎え撃ちました

ハイライト動画です↓↓↓

結果は4回TKOでメディナが勝利して新王者

試合は一言で言えばメディナの完勝でした

初回からメディナがプレッシャーをかけて武居選手に左右フックを打ち込む

今回メディナ陣営は武居選手のボクシングをかなり研究してた様に感じました

武居選手がパンチを振ってくるタイミングや打ち終わりのガードが下がったタイミングで強打を打ち込んでました

武居選手は遠い距離から一気に踏み込んでくるボクシングなのでワイルドなパンチの合間を狙われてた様に感じました

1R終盤には武居選手が飛び込んでパンチを振り終わったタイミングでメディナの右フックがカウンターで入って武居選手は吹っ飛んでダウン

1Rは何とか凌いだ武居選手は右ジャブを突いて建て直そうとしますがメディナはよく見て外してプレッシャーをかけ続ける

武居選手は右ジャブが当たらないと左ストレート、右フックを強振しますが大きなパンチがメディナには当たらなかったですね

そして打ちにいったところにメディナの左右の強打を被弾してました

メディナに勝った前IBF王者西田選手は右ジャブ、ワンツーでメディナを止めて自分の距離で戦ってましたが武居選手はストレート系のパンチだけで戦えずにフック、アッパーの強打で打ち込みにいってしまうのでファイター気味のメディナにとってはサウスポー相手でもやりやすかったと思います(^_^;)

武居選手は右ジャブを突いて自分の距離で戦う戦略だったみたいですがメディナのプレスに距離を保てず大きい右アッパーを振り回すもそういうラフになった時をメディナに狙われて被弾が増えましたね

メディナはプレッシャーのかけ方が絶妙で武居選手を動かして自分は被弾を少なくして強打を打ち込んでダメージを蓄積させていきましたね

武居選手が敗れるとしたらワイルドな強打の合間に自分のパンチを打ち込める選手かなと思ってましたがメディナはそういうボクシングをしてきました

メディナは23年8月西田選手と戦った時より戦い方が冷静沈着で那須川天心選手のスパーリングパートナーも長くやってますしサウスポー対策もかなりやってきたのを感じましたね

最後は4R 左右の強打で武居選手をコーナーに追い詰めて右アッパー連打で武居選手の腰が落ちたところでレフェリーが止めてTKOとなりました

初回からダウンもあり打ち込まれてダメージも溜まってましたしストップに関しては仕方ないかなと思います

メディナが強いのは解ってましたが勝敗は別にしてもっと競るのかなと思いましたが武居選手があそこまで一方的に敗れるとは思わず結構驚きました(^_^;)

強打に上手さも備えた新チャンピオンメディナは強いチャンピオンですが日本の選手とやる可能性もあるので今後も要注目ですね

武居選手は12戦目にして初黒星となりましたがワイルドなボクシングにストレート系のボクシングとか基礎的な部分を高めて再起してほしいです

再戦もあるのか気になりますね。

9/14 WBO世界バンタム級TM 武居由樹 vs Cメディナ