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袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

〝お願い〟から〝約束〟へ
「言いっぱなし」の政治から
選挙の時に有権者と交わした約束を実行する政治を行います。

約束をし、地道に実行することが日本の政治文化を変える
ことだと信じて活動しています。

 

このようなことが問われないまま、袖ケ浦市政は動いていると言わざるを得ないのです。

その体表例がガウランドです。建てられた経緯も不明で毎年1億3千万円程度の持ち出しで運営しているのです。袖ケ浦市が公権力を行使する意味があるかどうかは検討されないのです。

 

施策評価シートに関しては、令和3年のデータしか乗っておらず、2年間空白です。今回の決算で最新情報を活用しようとHPからダウンロードしたら「2年前と同じ」でした。

 

イロイロと言い分は聞きましたが、「施策評価シートは次期計画を作るためのモノ」ということでした。この使い方も一部正しいのですが、施策の進捗状況を見るもので、袖ケ浦市の計画がどこまで進んでいるかを測るモノのはずです。その測った結果として次の計画が作られ、問題点が修正されるのです。

 

このような視点が袖ケ浦市役所の共通認識だとしたら、スクラップ&ビルドなんてできっこないと思いました。

 

今後は、この間違った認識にどのように切り込むかを考えています。

 

収穫の大きな決算審査でした。

 

(おわり)

 

今回の令和5年度決算、点と点が線になった決算でした。

 

ここ数年、袖ケ浦市では「スクラップ&ビルド」がよく使われていました。

この考え方には深く同意があったので、色々な角度で質問や提言を行ってきました。特にコロナ禍の予算編成では声高にこのスクラップ&ビルドを唱えたのですが、「スクラップゼロ」という結果でした。このスクラップゼロについて予算審議や一般質問で声を上げましたが、ゼロ回答でした。

 

今回の決算審査でハッキリわかったのが「袖ケ浦市政は事業しかみていない」ということでした。政策も施策も関係なく、3年間の実施計画をベースとした事業だけで仕事をしているのです。

このように言い切る根拠は、施策評価シートの扱いに対する担当の答弁でした。

また毎年行う事務事業評価も同様で「事業継続のための評価の域を出ない」のです。

 

悪意があるとは思いませんが、施策と事業の関係から事務事業の必要性を判断するという視点がなく、職員自体もトレーニングされていないと感じました。

 

例えるなら、

銀座のど真ん中で袖ケ浦市がたこ焼き屋をやったとします。

そのたこ焼き屋は人件費も土地代も関係なく、材料費や最低限の必要経費と売上を考慮するだけです。当然「儲かったように見える」のです。

実際は、それ以上の経費や人件費がかかるわけです。そして最も重要なのは「ソモソモ袖ケ浦市がたこ焼き屋をやる必要があるの?」という根本的な問いがないのです。

 

(つづく)