令和5年度決算を経て、「どんな切り口なら分かり易いかな」と思って考えを巡らせています。
議員になった当初は「財政の矛盾を暴いてやろう」と思って粋がっていましたが、現在のワタシが振り返ってみると「オレ程度に見透かされるはずがない」と思います。
当然ながら多くの職員が関わり、積み重ねがあるので袖ケ浦市の予算決算は「健全財政を維持する」という基本的姿勢は変わらないのです。
というか、この路線からはみ出るような政策立案や事業の組み換えは行わないのです。
そのことが分かった時に「数字だけ見ていたら分からない」という結論に至り、計画と市長のマニフェストや施策と事業の関係等の矛盾や戦略不足などを指摘することに主眼を置くようになりました。
その中で、今年は「職員や袖ケ浦市が考える施策と事業の関係」の本音を垣間見たことは大きな収穫でした。
良し悪しではなく「現在の考えでは、新たな社会問題に対応する事業は打てない」と感じます。
さて、本題に入ります。
袖ケ浦市の借金を市民一人当たりに換算してみました。この際に近隣市との比較をした方が見えやすいのではないかと思いついたので、データを集めてみました。
集めたのが以下の表です。
(つづく)