引き続き、松野博一物語です。
このように、岡島王国に公募で降りてきて、徒手空拳で始めた選挙、苦杯をなめながら当選を重ねてキャリアを積んでいったのです。
千葉県の政治家と言えば、ハマコー先生を筆頭に「千葉は土建屋政治家」みたいなイメージが定着しています。ハマコー伝説は枚挙にいとまがありませんが、革靴で田んぼに入っていく話は事実です。車に予備のスーツ等を用意していたと運転手だった方から聞いたことがあります。
そんな中で、松野さんが公募で降りてきたとき「スマートなこれからの人がきたなぁ~」と思ったことを覚えています。
経歴だけでなく、いでたちもインテリジェンスを感じるものでした。
ですがその反面、当時の千葉県で受けるようなオラオラ感が無かったので、「パンチ力が足りない」と感じました。
徒手空拳、パンチ力が足りない等、選挙を戦うには周囲の協力が必要であったと思っています。
(つづく)