今日、袖ケ浦市消防出初め式が行われました。
毎年この時期に行われますが寒い日が多いのです。今年も今シーズン最大の寒波が襲来する中での開催となりました。
今は来賓と言うことでの参加ですが。数年前までは消防団員として参加していましたので分団員の大変さは身にしみている積りです。兎に角寒い出初め式でした。
また、今年は会場が変更されました。それは今までの会場であった市役所の一部が工事していることから奈良輪小学校へと変更したと聞きました。
消防団の訓練や大会などのイベントに出るたびに、「分団員不足」の話を聞きます。今日も出初め式後の分団の新年会に出席をしても出てきました。この問題は非常に切実な問題ですが、効果的な対策が打てない状況が続いています。この状況は袖ケ浦市だけでなく、全国共通の問題です。
分団員不足に関しては平成19年、私が分団長のときに分団長会議で「先ずは市長名で回覧板をまわして欲しい」という依頼をして回覧板をまわしてもらいました。これは市長が消防団員不足に対して初めての関与をしたことに意義がありました。しかし残念なことに大きな効果はありませんでした。その後問題が顕在化し、消防本部を先頭に対策を考え始めています。
劇的な改善方法はナカナカ難しいですが「消防団の構成」という根本を考え直すことが必要だと考えます。具体的にはOB団員の増員や中高生の限定的消防団員とするなどです。
また、若年層に対する啓発活動や消防団活動の参加など、新たな方向性を導き出すことではないかと考えます。
今後も地域防災の要であり続ける消防団存在、消防団員価値を再確認することが必要だと考えた出初め式でした。
分団員の方々、消防関係者の方々、お疲れ様でした。