今年のプロ野球の試合結果を見てこう思う人がいるんじゃないでしょうか、

 

 「ホームラン多くね!!?」 と。

 

その要因によく挙げられるのが、イチローの引退会見でも話題になった「フライボール革命」 です。

 

 実は、今年のホームラン数は例年と比べても非常に多く、特に西武の山川選手は43試合終了した時点で、20本放っており、143試合換算で66.5本打つ計算となり、注目を浴びています。

 

そこで今回は、普及しつつあるフライボール革命について語っていきます。

 



目次

1.そもそもフライボール革命って何?

2.フライボール革命がもたらした変化

3.その後のデータ戦略



1.そもそもフライボール革命って何?

フライボール革命とは、セイバーメトリクスという野球のデータを統計学的に分析を行い、チームの戦略を打ち立てる手法の中で生まれた、ざっくりと言えば、「ゴロではなく、フライを打て」という理論です。キーワードにスタットキャスト、バレルゾーンなどがあります。
MLBのヒューストン・アストロズはいち早くこの研究を進めたことで、万年弱小チームから強豪へと変貌を遂げ、2017年にワールドシリーズ制覇を果たしました。
これによって、特に日本で浸透していた「ボールを地面に叩きつけるように打て」という従来の教え方が覆されつつあります。
この辺の話はyoutubeで実際にこの打法を試してみる動画がたくさんあるので見てみるのをオススメします。
 

2.フライボール革命がもたらした変化

フライボール革命によって球界に与えた影響はたくさんあります。

  • ホームラン数の増加
  • ゴロの減少(打球角度の上昇)

しかし、徐々に対抗策も出てきて

  • カーブ(変化量の多い球種)の割合増加
  • ストライクコースへ投げる割合の減少

これらの影響を受けて、

  • 空振り三振の増加
  • デットボールの増加
  • 打ち損じによるフライが取れないケースの増加(これはたまたまかもしれませんが、、、)

というように、様々な変化が起こっています。

 

3.その後のデータ戦略

今後は、フライボール革命に対するものだけでなく、、更に統計データが精密になることで、新たな指標が考案されることが予想されます。

個人的な予想ですが、バットに当たる確率(ファールも含む)、スイングスピードの平均速度、ボールの速度・球種に対して当たりやすいスイングスピードなどが指標に組み込まれるのかな?と思っています。

また、UZRやWAR、QS、OPSなど他にもあまり有名になっていない指標がたくさんあるので、調べる価値はありますよ!!

 

 

 

まとめ(のようなもの)

冒頭では紹介していませんでしたが、もともとデータ戦略で一躍有名になったのは、「マネーボール」です。

この主人公のビリー・ビーン(オークランド・アスレチックスGM)は「多少は頭が良くないと使えない」という話をしていました。

現代スポーツでは、データを理解し、順応する能力もアスリートに要求されるケースが増えていくことでしょう。

実際、バスケットボール界でも3P革命をはじめとするデータ革命で、様々な変化をもたらしています。

どのようなデータ革命が起こるのか、今後に注目です。

 

3P革命については、後々語っていく予定です。

 

 

次回予告~~実業団の限界?~早稲田大学に2敗した現実をどう受け入れるか~