皆さん毎度ありがとうございます、令和の古戦場です!
前回は私がサザンや桑田さんのファンになった経緯を含めた10年間の軌跡について述べてきました。
いわゆるZ世代の方々には、共感していただける点もあったのではないか🤔と思ったりしています…
今回もまたクイズから行きましょう!
Q. 次の曲の共通点は何でしょう?
Soulコブラツイスト〜魂の悶絶
栄光の男
金目鯛の煮付け
イヤなことだらけの世の中で
LOVE AFFAIR〜秘密のデート
桑田さんといえば聴くたびに広がる情景描写の天才です。今回挙げた曲には曲の雰囲気や情景を特徴づけるあるモノが出てきます…
答えはブログの最後に!
さて第3回の今回は、少し攻めたテーマにしてみました。そのテーマは…
「私が普段聴かないサザンの曲」です。
Twitterの方では普段、「こんな曲のこんなところがいい」「あのアルバムといえばあの曲」といった感じでタグの企画に参加したり、自分が思いたったタイミングで発信したりしているわけですが、今回はあえて少しマイナスとも言える「聴かない曲」に焦点を当ててみることにします。
確かに、よくよく考えてみれば全部の曲を均等に好きということはないし、その中には自分がめちゃくちゃ好きなもの、あまり好きでないもの、そして、どちらでもないから普段はあまり意識しない曲、といった感じで分かれているんですよね。もちろん、また後で触れますが今回挙げる曲がお好きな方もいると思うので、あくまでもいち個人の考え方として見てもらえたら、と思います。
先ほども述べた通り、「普段よく聴く曲」は限られていても、「聴かない曲」は結構あります。なので今回はサザンの中でもメジャー、いわゆる万人が知る曲の中でも私が聴かない曲を5曲だけ紹介させていただきます。
①TSUNAMI
「もうお前サザンファン辞めろ💢」と言われることも覚悟の上で、一発目に書いてみました。「サザンといえばこれ」という印象が強い曲ですよね。ただそれはあくまでも世間的なサザンのイメージであり、ファン全体に通じるものかといえばそうとも限りません。私がもともとサザンを知ったのはあの「灼熱のマンピー」ですし、サザンを認識し始めてしばらくしてからどこかの情報で「サザンには最もヒットした曲でありながら震災以来ライブでやっていない曲がある」というエピソードを知り、TSUNAMIを初めて聴いたと思います。確かにTSUNAMIを聴くと「やっぱり桑田さんは天才だ」と毎回思わされますが、それはどちらかというと「ヒット曲を作るべくして作る才能」であり、桑田さん固有のものという要素とはまた別なのかとも思います。どちらかといえば「真夏の果実」の方が自分はサザンや桑田さんを強く感じるといった印象です。なので、嫌いではないもののストリーミングで聴くことはほぼ稀だったりします。
②LOVE AFFAIR〜秘密のデート
こちらもサザンを代表する一曲です。やっぱりライブで演るとき(特にアンコールのときなど)はやっぱり興奮するものですが普段はあまり聴く印象がないです。これについても何であまり聴かないのか考えてみました。私がこの曲で好きな部分は有名なサビよりも2番の歌詞なんです。不倫をした男性の心情をまるでリアルに経験してるとも言えるほどの語彙力で、しかも文字数や韻といった制限がある中であの歌詞を書くのはやはり天才の為す技だと毎回思います。その分、サビの歌詞がどうしても自分の中でインパクトが薄れてしまうという感じがします。横浜を彩る様々な情景を歌い上げるこの名曲はカラオケやライブのときは私も大盛り上がりしますが、普段はあまり再生しないことが多いです。
③いとしのエリー
サザンが当時コミックバンドだという世間からの印象を跳ね除け、今に至るまでの路線を切り開くきっかけとなった曲だという記事をどこかでみたことがあります。私の世代の友人で、サザンファンでない子たちもカラオケで歌う曲だ、と教えてくれました。またこの曲の制作にまつわる色んな秘話はファンとしての感情を駆り立てられるものがあります。ライブでは、イントロのキラキラした感じから、原坊の歌声が聴こえてくるのはファンなら誰でも興奮します。ただ普段から意識して聴こう!という曲ではあまりなくて、カラオケでも歌うことは少ないです。どちらかというと私はクラウディア派なとこがあります。中学3年生の頃、とあるYouTubeで見つけた「Oh!クラウディア」のカバー(?)で知り、沼って永遠にリピートしていたということがありました。でも、エリーはそこまで沼らなかったという印象があります。
④涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE
これも知ったのは灼熱のマンピーの映像なのですが、その当時の印象だと「太陽は罪な奴」とか「Bye Bye My Love」に感銘を受けたという感じでした。これもTSUNAMIと同じで桑田さんらしさというより、世間受けを前提にした感じが強いかなと。かつ、同じ路線で行くとあの”波乗り”の曲があり、どうしてもそれと被ってしまうのが一番大きいと思います。カラオケでは絶対に盛り上がるんですが、普段はどうしても飛ばしてしまうことが多いです。
⑤HOTEL PACIFIC
これもロックフェスなどでは定番中の定番です。ただ、どうしても好きになれないところがある曲です。親はこれがすごい好きだというのですが、そのDNAを継いでいるにもかかわらずあまり好きになれないというのは、やはりどこか性に合わないところがあるのでしょう。全然違う路線になってしまいますが、同じホテル系でいうとソロの「なぎさホテル」。こっちの方が断然好き、といった感じです。あ、「海鳴り聞こえる小部屋がある」ホテルの方も大好きです笑笑(真冬の蜃気楼)。今考えてみると、自分の中で近いイメージのものにソロの「オアシスと果樹園」があるのですが、こちらに関してはものすごい好きなんですよね。なので、本当にわからないですが、ホテパシはどうしても意識的に聴くことはないんです😭。
さて、これが私が普段聴かないサザンの名曲5選になります。おそらく、皆さんの中で推しの曲があった方もいると思うので、私の個人的な見解や意見を書き連ねてしまい、ご不快な思いをさせてしまったとすれば本当に申し訳ないところです。ただ、ここからが”今回のブログで本当に言いたかったこと”です。
TSUNAMIも聴けばやはり天才だと思いますし、もしライブで演ったら間違いなく泣きます。LOVE AFFAIRも涙の海で抱かれたいも、普段ほとんど聴かないのにカラオケや鼻歌で口ずさむときには歌詞を見ずにも歌えてしまい、その度に「やっぱり誰もが口ずさめることは重要だ」と思います。いとしのエリーも少し前にYouTubeでの45曲配信があった直後は不意に頭に流れてきて脳内リピートしたことがありました。このように、サザンの曲の中で好き嫌いや合う合わないはあっても、その曲のどこかには必ずサザンが眠っており、いつどこでその魅力に目覚めるかは分からないということです。また、万人受けする曲が自分の性に合うとは必ずしも限らない。もちろん流行や潮流に乗ることもエンタメを楽しむ上で大切です。その中で自分なりに考えやこだわりが生まれ、積み重なってOnly oneのカラーになり人生を彩る音楽観になります。
ぜひ皆さんも周りの目を気にしすぎずに自分オリジナルのセトリを心に作ってみてください🎵
といったところで、相変わらず好き勝手なことを長々と書き連ねましたが、今回はこれで終わりです。
クイズの答えですが、
A. 共通点は「歌詞に『月』が出てくる」でした!
「小舟のような月が…」
「満月が都会のビルの谷間から…」
「今宵は月さえついて来る」
「月はおぼろ 花麗し」
「…月の残骸と昨日の僕さ」
他にも「Moon Light Lover」や「月光の聖者達」、それこそ「月」などいろいろありロマンティックを感じますね!他にも何かあったらぜひリプにて!
では、次回もよろしくお願いいたします🙇♂️