海を知らない?! | CSRコミュニティ 事務局ブログ

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CSRコミュニティは、主に東海地方のCSRを「当たり前のこと」として事業として成り立たせている中小企業の集まりです。
これらの企業の発信や次世代の育成を通じて社会を変えて行く事を目指し、事業を実践していきます。

こんにちは。平野です。

今日は訳あって、仕事です。。。。
月曜に提出しなければ成らない企画書作成がようやく、一段落したので、休憩に
「Risa」(日曜の中日新聞についてくるやつ)を読んでて、最後に表紙を読んで、
とっても感動したし、私が思ってる事殆ど全部?書いてあったので、
全文載せます!!

頑張ってぜひ読んでみて下さい。

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私たちは海を知らない。なのに、海に甘えっぱなし。まるで、母親に甘えるように。
母なる海に抱かれるように。
 
アメリカのメキシコ湾では原油の流出が止まりません。英国の国際石油資本BPが
深さ1500メートルの海底にあけた穴からは、毎日1万キロリットルに近い原油が、
今この時間にも噴出し、海を汚染しています。地球が流す血のように。

最新の科学は、最深の穴をあけました。しかし、その穴をふさぐ技術は持ちません。
3億キロの彼方から、小惑星探査機「はやぶさ」を呼び戻す力があるというのに、
1,500メートルの海の中には手も足も出ません。

有名な言葉が思い出されます。1992年、ブラジル・リオデジャネイロの地球サミット
で、当時12歳だったセヴァン・スズキが世界の首脳の訴えたあの言葉。

「<span style="font-size: 125%;">直し方の分からないものを、これ以上壊し続けるのはやめてください」</span>

ふさぎ方のわからない穴を開けてはいけません。

<span style="font-weight: bold;">私たちは海を知りません。</span>知らずにその恵みだけを受けています。

私たちは、ウナギがどこで生まれるのかをまだはっきりとは知りません。
ウナギの稚魚が何を食べて大きくなるのか知りません。そのくせに、安価な
鰻丼をどん欲にむさぼり続けています。

クロマグロもしかりです。

名古屋でCOP10が開かれるのも何かの縁、いつのまにか切れてしまった
海とのつながりを考え直してみませんか、

母と子のきずなを結び直す気持ちになって。

(中日新聞論説委員 飯尾渉さん)

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↓ここから平野


せめて壊したものは元に戻し、傷つけたものに謝意を表すことくらいは、
人類が滅亡するまでの使命じゃないかな~。

どこまでできるかは分からないけど、できることをやらないといけない。

この気持ちを、企画に活かせるといいんだけど・・・。

本音と建前、理想と現実・・・環境問題は難しいですよね。