龍馬(13歳)が火曜日の夜から熱発しています。
食欲もなく、昨日木曜日が私の休日なので、急患で東京大学附属動物医療センターで診察していただきました。![]()
http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/vmc/
龍馬はベースに自己免疫疾患があり、2年前に人間なら天疱瘡というほぼ全身の毛が皮膚ごと剥ける病気になってしまい、ステロイドで治療回復しました。
ところが、その後遺症としての糸球体腎炎を起こし、タンパク尿が出て、低アルブミン血症になり、それ以来かかり付けの獣医さんからのご紹介でこちらの東大附属動物医療センターで治療していただいています。
東大附属動物医療センターに最初にお世話になったのは、長男のサスケ(享年12歳)でした。
左目の白い部分が赤いのに気がついて、眼科専門の獣医さんをご紹介いただいて受診したら、眼圧が上昇しているのでいずれ左目を取ってしまって、後はバッテンに縫うしかないと言われてしまいました。
摘出は仕方ないにしても、義眼の手術はあるはずだと思って伺いましたが「ない」と言われてしまいました。
かかりつけの獣医さんにご相談して、東大附属動物医療センターの眼科、都築先生をご紹介いただきました。
都築先生はシリコンボール使って眼球の表面の組織は残す義眼手術ができると教えてくださり、サスケの眼圧が上がりすぎて痛むようになった段階で手術をしていただきました。
左目、向かって右の目が義眼です。
よ~く見ないと分からない、素晴らしい出来栄えで、痛みもなくなりサスケの最後の数ヶ月ではありましたが、イケメンなまま幸福に過ごすことができたことを心より感謝しております。
治療方針に納得できない時はセカンドオピニオンを聞くべきです。
都築先生には現在も金太郎丸の目の角膜ジストロフィーを診ていただいております。
優秀で、とても優しく話をよく聞いてくださる素敵な女の先生で、いつもこうありたいと思わせていただいております。
龍馬がかかっているのは消化器内科の大野先生ですが、自己免疫系のご専門でもあり、とても信頼できる先生で、心よりありがたく思っています。
昨日は診察日でもないのに、診療を受けていただき、結局半日以上検査などに要してしまい、部下の先生を一日中こき使ってしまいました。
いろいろ検査していただきました。![]()
診察の結果は「膵炎が疑わしい」でした。CRPという炎症反応を反映する数値が異常値で測定不能。
私が熱を下げたくて飲ませた消炎沈痛剤の影響が消える2日を待ってステロイドで治療する方針をたてていただきました。
食欲がなくて大人しい龍馬は本当にかわいそうです。
昨日はもちろんゴルフ練習にも行かずに一日一緒に過ごしました。
動物は具合悪いよとか辛いよとか言ってくれないので、私が注意していてあげなくてはなりません。
私を頼りに生きているんだな~と改めて思う一日でした。
一日中そばにいてあげられたらいいのですが・・・。本当にごめんなさいね、龍馬。
今朝300mlの輸液を皮下注射してから出勤して来ましたが、どうしているかな~と申し訳ない気持ちになります。
ごめんね、龍馬![]()



