昨日の夜一週間ぶりにテニスをしました。
先週一緒にテニスをしていただいた女性と私のテニス師匠と私のスクールで一緒の女性と試合練習をする約束がすでにあったからです。
先週の日曜日のテニスで、自分でもここまで落ち込むかと思うほど落ち込んでしまい、もう二度とテニスはしたくないと思ってしまっていました・・・。
http://ameblo.jp/saskei0429/entry-11321518510.html
テニスはしたくなくても、人との約束なのでドタキャンする訳にもいかず、天気予報が雨だったので、そうなることを祈っていたのに・・・。
先週一緒にテニスをした女性は昼間のテニスで肉離れになってしまい、結果スクールの女性のお友達を急遽誘っていただいての試合練習になりました。
最初は私が師匠と組んで・・・。
私のサーブの番が当然来て、また連続ダブルフォルトからのスタート。
さすがに師匠が寄って来て「この間みたいにセカンドもファースト並みに早いの打って自滅しないで、セカンド2本のつもりで回転をかけたゆっくりのサーブからやってみなさいよ。そこから調整しながら調子あげていけばいいから」
前回も、もちろんそのつもりだったんだけど、緊張して体が動けない時って、その回転をかけるゆっくりなサーブすらうまくいかずに、ボールを切りすぎて(スライスかけすぎて)ネット手前に落ちたりして、何が何だか分からなくなっちゃうのです・・・。![]()
でも、同じ事を繰り返して、今日も絶望の淵に立たされた気分で金太郎丸を抱きしめても、金太郎丸にも嫌われてしまうし・・・。
「悪い時に自分で悪いところがわかるようになればいい」そうMr.Hattoriも言われていました。そこを「自分で治していけばいい」のだから。
サーブの前にいつも師匠に教えてもらっている注意点を思い出し・・・
1.悪いトスは打たない
2.打つ瞬間頭を動かさない。
3.腕を縮こまらせずに、大きな動きでボールにしっかり回転をかける。
これだけ復唱してからサーブをしてみました。
一本目はオーバーしたので体の向きをさらに横にしてラケットを振る方向もやや横に修正。
ここから、サーブは全部入るようになりました。
入るようになると、どんどん体が動くようになって調子が上がります。
ストロークも手首が下がる癖に気をつけて、構えの段階からラケットを起こして持つようにして、そのまま手首の角度を変えないように意識してみたら、いつもより安定したストロークが打てました。
結局楽しく2時間テニスをすることができました。![]()
「今日は良かったんじゃない?二人とも似たようなレベルだったし。」
「そう、本当に今日は楽しくて良かった。危うくテニス辞めるところだったから。上級者とやるとボコボコにされた気分で落ち込んでしまって・・・。」
「そうかな?そんなにすごく違う訳でないから、向こうも必死にやるんじゃない?はじめは体が動かないけれど、
後半は良くなってくるから必死にならないと負けちゃうと思うからちゃんと打ってくるんでしょ。彼らとやれば引っ張られるんだから・・・。自分よりうまい人とできて、贅沢だとは思わないの?」
重々思っています。だから、申し訳なく思っているのだし。折角私のためにも集まってくれて、私が試合慣れするようにしてくれているのに、誰とも口をきけなくなるぐらい落ち込むなんて、本当に申し訳なく思います。
ただ「贅沢でありがたいことだ」と思うのと「楽しい」と思うのが、必ずしも一致しないだけ。
「なんで楽しめないのか、どうして落ち込んでしまうのか理解できないし、どうして孤立無援だと感じるのかも分からない。」
本当にごめんなさい。
どうしてダブルスなのに孤立無援に感じて、疎外感の中辛い時間を過ごしてしまったのか・・・。
それは私が勝手に「孤立無援」だと感じただけで、もしかしたら試合中に師匠に「どうしたらいいと思うか?」と聞きに行ってみたら良かったのかも知れません。
「この先はどうするつもり?テニスを楽しんでもらいたくて試合を経験してもらおうと思ったのに、試合をしたことでテニスが嫌いになって辞めたいって言われたんじゃ、ショックだよ・・・。」
本当にごめんなさい、師匠。
師匠が世界で一番私にテニスが上手くなって欲しいと思っている人だってよく分かっています。
テニスはちゃんと若くて吸収がよい年齢に始めたから、いくら25年やらなかったとは言え、同じ年齢の人が2、3年やったのとは違うと思うし、練習量だって、練習の質だって違うと思います。
ここまで一生懸命やってきて、辞めたらもったいないし、今からどんなスポーツをどれだけ一生懸命にやっても、テニスの域を超えるほど上手くなれるものはないとも思います。
ただ・・・本当に楽しいとは思えなかったし辛かっただけで・・・。
「この先どうする?」
改めて聞かれてしまうと即答できませんでした。同じ事は繰り返したくありません。
「テニスで苦しむ」ことを楽しんでみようかと思います。
「自分の悪いところを自分で分かって自分で治す」
それを師匠に助けてもらえれば・・・。
私が「日の丸」を背負っていなくて、本当に良かった~~~![]()
