С Рождеством Христово!
ロシア正教の用いるユリウス暦では1月7日がクリスマス。
そんなわけでロシアではお正月から今日にかけてがピークに盛り上がります。
ロシアではこんな時、オリビアサラダや毛皮を着た鰊サラダなんかを食べるのが定番です。
何らかの肉が焼かれたりもします。
だけど今日は!!
日本人的に7日は!!人日!!
やっぱり七草粥が食べたい〜!!!
というのも、私のTwitterのフォロイーさんは日本に住んでる人が圧倒的に多いため、みんな思い思いの七草粥を食べているのが流れてくるわけです。
今年はちょうど家にいるので、作ってみることに!!
とはいえ日本にある七草が手に入るわけもなく。
私は考えた。
考えに考えた。
日本の七草にとって変われる、ロシアのメンバーを!!!
ロシアの七草を考えてみた
選ばれたメンバーはこちら!!
🌱ディル
🌱イタリアンパセリ
🌱パクチー(香菜)
🌱ミント(薄荷)
🌱タイム
🌱ルッコラ
🌱二十日大根?ラディッシュ?
ディル・イタリアンパセリ・パクチーはおそらくロシアで料理によく使われる三大ハーブで、それぞれ買うこともできるけど、よくこの3つがセットになって売られています。
7つに絞るにあたって絶対に外せないでしょう。
お次はミントとタイム。これはお肉や魚、そしてお茶用のハーブセットによく含まれています。
フレッシュハーブだけでなく、ミントないしタイムブレンドの紅茶や緑茶が多いこと多いこと。
ルッコラはサラダでよく食べられていて、既出のハーブに比べたら香りが控えめ。
(とはいえ既に大分香りの主張が強い。)
最後に二十日大根?ラディッシュ?をチョイス。
唯一日本の七草に近いメンバー!
お茶ハーブセットについていたレモングラスや、香り付けによく使われるローズマリーも悩んだけど、これらはあくまで香りづけのためのもので食べられないため除外しました。
あとは実は三大ハーブと同じぐらい売っている青ネギという選択肢もありました。
でもそんなん普通に美味しいに決まってますやん?
面白くないのでやめました。(そんな理由)
ではいざ調理&実食。
さすがにこの香りつよつよのメンツを一つの器の中でまとめ上げる自信も勇気もなかったので、分けることにしました。
まずはベースのお粥。
とっておきのあきたこまちを…勇気を振り絞って大胆にすくいとり…
そして二つの鍋を用意し、一つは少しの塩と細かく切ったお餅(最後の一個涙)を入れてシンプルに。もう一つには鶏ガラだし+鶏肉+生姜をいっしょに入れて、それぞれ生米からじっくりコトコト煮込むこと20分?30分くらい?(忘れた。
IKEAで買った茶碗ぽい形の器。
一個でよかったのに何故か4個セットでしか売ってなかったやつ。
今こそ、その時!!
全部使ったる!!
チーム分けは左から時計回りに、
中華風粥+パクチー
白粥+ミント&タイム
白粥+ルッコラ&二十日大根的なやつ
中華風粥+イタリアンパセリ+ディル
としました。
感想
チームパクチー
東南アジア風のレシピを以前見たことがあったしイメージがついていましたが、予定通り美味しくて一番にペロリ。
チームミント
良く考えたらタイムも硬いやん、食べにくいやん!ということを思い出して少し控えめに。代わりにミントをふんだんに入れました🌱
中国には薄荷粥というのがあるらしいのだけど、香り付けや飾りとしてしか使ったことがなくピンと来ない…しかもお菓子や甘い飲み物じゃなく、食事に…
ところがどっこい。ミントってこんなに美味しいの!?こんなにぱくぱく食べれるの!?
ってくらい美味しかった…!!
相性はあると思いますが私は超気に入った。
嬉しい発見でした。
チームルッコラ
予想通りの味ではあったけど、思ったよりもさらに馴染んでいた。むしろ二十日大根の方の味が強く、こちらは少し火を入れたらよかったかも。
チームディル
白粥に混ぜてイタリアンな塩とオリーブオイルをかける予定が、あんまり深く考えずさきに粥を2:2でもったせいで中華粥に。
しかし、これがまた謎に美味しかった。
うまく説明できひんねんけど、普通に美味しかった。
草のパワー、予想外すぎる〜!!
そんなわけで面白半分で作ってみたロシアン七草粥でしたが、結果的にとても楽しく美味しく、ぺろっとお茶碗四つ分しっかり平らげたのでした。
意外とどれも美味しかったので出来心でその後、
結局ひとつの器に全種類をぶちこんだサラダを作ってしまいました🤣
ルッコラをベースに、ミントやパクチー、ディル、二十日大根、細かく葉っぱだけをちぎったタイム、イタリアンパセリももれなく入れました。
わざわざこのメンバーを集めて作るかと訊かれたらそういう感じでもないのですけども、全然いっしょくたにしても大丈夫であった!!
こんなに多種類たくさんのハーブを個別に使い切るのは難しいので、サラダでもりもり食していこうと思います