At the party | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

「ハッピーバースデー、大野さん!」
「おじさん おめでとうございます」
「オメデトウ、智くん」
「りぃだぁ、おめでとう〜♡」

「あぁ、どうもどうも。ありがと、ありがと。」




今年の智くんの誕生日はツアーの中休みに当日を迎えて

ファンの皆さんから祝ってもらえないからって事でハワイ振りに嵐のメンバー水入らず5人きりで集まった。



最近もっと広いアトリエが欲しいって引っ越したばかりの智くんの部屋はまだ荷物が少なくて

メンバーみんなで相談してそれぞれが一つずつ家具を贈ろうって事になって




「じゃあ智くん、プレゼント!目ぇ瞑って!」




俺が言うと




「おじさんズルしちゃダメですよ!」




って、ニノが後ろに回って目隠しをした。

松潤はワインを片手にニヤニヤそれを眺めて

雅紀が俺の合図を待って目をキラキラさせた。




「じゃあ相葉くんお願い、」
「じゃぁ〜んっ!見て見て!くふふふっ!」
「相バカ、ワタシが目隠ししてるんだから見えないでしょうが!」
「なんだよじゃあにの、早く手ぇ取ればいいだろ?」
「まぁまぁ、ニノも相葉さんも祝いの席だから、」




松潤が笑って言って、

俺は平和な光景に笑いながらビールを飲み込んだ。




「ハイ、見ていいですよ、」




ニノが手を外すと

用意した笑顔で智くんが『わぁ!ありがとう!』って言って

『あぁん?なんだコレ?』ってまたすぐ変顔になった。




「くふふふふふっ!」




堪えきれずに雅紀が笑い転げてみんなも笑う。




「りぃだぁ、この中から好きなの選んでよ、4つ!おれら手分けして後から届けるからさ!」




智くんの目の前に置かれた、ニューヨークを拠点にした輸入家具屋の分厚いカタログを適当に開きながら雅紀が言うと

智くんは眉をクイッって上げたまま、『ほぉ〜、』って驚きと喜びの間みたいな表情(カオ)をしてカタログに見入った。




「スゲェ、コレとかカッコいいんじゃね?」




智くんの左から松潤が、




「おじさんにはもったいなくないですか?」




右からはニノがそれぞれ言いたいこと言ってるのを

まんざらでもなさそうにしながら智くんがカタログのページをめくった。










「氷?」




いつの間にかキッチンに立っていた雅紀のもとへ飲みかけのグラスを持ったまま行くと




「あ、うん。くふふ、りぃだぁたち、スゴイ楽しそうにしてるね。しょぉちゃんが言った通り、カタログにして良かったね。」




そう言って柔らかく笑って、氷のついでに冷蔵庫のブドウを取り出して摘んで食べた。




「ん!んまい♡あっま!」




その口元につい見惚れていたら目の前に一粒差し出された。




「ん♡しょぉちゃんも食ってみてよ、マジ甘いから!くふふ、知ってる?コレ。シャインマスカット。皮ごと食えんの。」
「いつも雅紀が食ってるやつだろ?」




『知ってる?』って何だよ、って思いながら手で受け取らないで口を寄せて雅紀の指から直接食べる。




「ンン、甘!」
「でしょぉ?くふふ、も一個食べる?」




自分の口にひとつ放り込んで、嬉しそうに俺にもひとつ摘んで差し出した、今度はその指ごと口に含んで指を舐めた。




「あ、」




途端に雅紀の纏う空気が変わる。

相変わらずエ ロいな、まぁ俺は寧ろウェルカムだけど。




「・・・今度、雅紀半分咥えろよ、」




わざと低く言うと

分かり易く頬を紅潮させた雅紀が素直に黄緑色の粒を咥えた。

フッと近付いて雅紀に触れないよう半分だけ噛み取ると、残りをモグモグと噛みながら雅紀が何か言いたそうな表情(カオ)を見せたけど。

分かっていながらトボけてみせる。




「マジで美味いな、」
「・・・ねぇ、コレはもっと甘いかもよ?この粒!」




自ら新しい一粒を咥えて雅紀が口元を突き出した。




「・・・んっ、」




今度は期待に応えるように

ブドウの粒を優に越える深さで雅紀の唇ごと口内に収め、舌 を絡めた。




「ん・・・っ、」




俺の二の腕に雅紀の指が食い込んで体重がかかる。




「・・・ッフ、ホントだ。甘い、な。」




顎のラインを右の人差し指の背で触れながら

わざと意味深に笑いかけてやると

自分から来たくせに雅紀は真っ赤になって俯いた。




「オーイ、お二人さん!いつまでそっちいんの!早く氷ちょうだい!」




松潤の呼ぶ声に




「おー!今行くわ、」




雅紀にウインクしながら応えた。




「続きはパーティーの後、雅紀ン家(ち)でな?」




耳元にそっと囁いて、キッチンを後にした。









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おしまい♡














ナニコレ!(爆)
メンバーBDに安定の
しかも気付く人は気付く、今更ながらの『I seek』MVパロw
だって〜♡←
サクラバーならみんな考えたと思うYo!!

取って付けたようなSSですまん。
今日は娘ゴトで朝から外出でね。
しかもじいじばあばがお泊まりで来るからてんやわんや(自分の親だからいいけどー♡)
パパは出勤→飲み会だし、両親と子供達で外食に出るから密かについでに大ちゃんBDをお祝いしちゃおう←さくの小ちゃな野望w

あ!
昨日はコメント&メッセージをまたたくさんいただきまして!!!!
(((o(*゚▽゚*)o))) わーい
あいばとうございます〜〜♡

相変わらず個々へお返事できずに申し訳ないです
でも皆さんからのLoveな雄叫び、しっかり受け止めましたよーーーー

Thank you soooooooo much