Sweet Halloween Night ☆4 Side-A | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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Sweet Halloween Night 2016


☆4 Side-A




どうせシャツを変えるなら、って

ついでにサッとシャワーを浴びてリビングに戻ると、




「さっきはゴメンな?」




って、眉毛をハの字にした翔ちゃんが謝ってきた。




「ん、いいよ。」



「なぁ、今すぐ開ける?

もうちょっと待てない?」




チラッと流した翔ちゃんの視線の先に

宅配便が置かれてる。




「・・・しょぉちゃん、

お腹空いたんでしょ?くふふっ」



「あ、分かる?」



「くふふふっ!分かるよぉ、何年一緒にいると思ってんの。

いいよ、あとで。

先ご飯食べよっか!」




ちょっと待っててってキッチンに行って、

ビールとグラスを手にソファーに座った翔ちゃんに持って行く。




「ほい、」



「ん、サンキュ、」




翔ちゃんがプシュって幸せな音を立てて

グラスにビールを注ぐのを尻目に、

キッチンに戻って何かツマミになるものを探した。




「ほい、とりあえず。」



「ん、サンキュ。ハイ、」




おつまみのお皿と引き換えにグラスを手渡されて

翔ちゃんの横に一旦座る。




「オツカレ、」


「おつかれさまぁ、」




翔ちゃんのグラスから少し下にずらしてカチンと合わせて喉に流し込む。




「あぁ~、美味しっ!

ウマイね、しょぉちゃん!」



「フフ、うん、ウマイね。」



「くふふっ、じゃあ、ご飯作ってくるね?」




ちゅって、翔ちゃんのほっぺにキスをして

グラスを持ったままキッチンに戻った。



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