Reactivated Love 2 #79A | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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最初お話→Reactivated Love1
前回のお話→#78A

Reactivated Love 2

#79A





「ぁっ・・・、




っはぁ、しょぉ、




・・・ぅあ、」





どうしよう、まだ全然、


ただ肌を撫でられてるだけなのに。




どこに翔ちゃんの手が触れてもカラダがビクビク反応しちゃう。





「凄い・・・



カン ジてくれて嬉しいよ、雅紀・・・




可愛い。チュッ、」





翔ちゃんの低めの声が耳の奥をくすぐって、


それだけでもキュって力が入る。





「ゃ・・・、恥ずい、から、」





翔ちゃんも巻き込んじゃえって首にしがみついて


手当たり次第に唇を押し付けた。





「フッ、擽ってーよ、」





翔ちゃんが言って腕を解いて


そのまま頭の上に押し付けられて





「んっ!」





肘の内側から脇の方に、


舌 の触 れるキスで辿られた。





擽ったさとキモチ良さの中間で


ガマンできなくて腕を引こうとするのに


力強く押さえられてて動けなくて





それが一層 僕を煽 る・・・





「ゃぁっ、




・・・ぁっ!」





脇か ら胸へ キスが移動して


強く吸 われて背中が浮いた。





「んっ、しょぉちゃ、好き・・・、



しょぉ、」





早く、





もっと強くカン ジ合いたい。





キツく抱きしめて


溶けちゃいたい。





こんなに強く求める気持ちになるなんて。





「はぁっ・・・しょぉ、」





瞳(め)の奥から



後から後から涙が溢れて来て止めらんない。





「雅紀・・・ゴメンな・・・、


愛してるよ・・・愛してる。」





呪文みたいに翔ちゃんが囁きながらいっぱい いっぱい


キスを降らせてくれる。





おでこも




まぶたも




ほっぺも




唇、も。





「ぅう、・・・しょぉ・・・




・・・手、解いて?


抱きしめたいよ・・・、」





翔ちゃんを見上げたら、


翔ちゃんも目が真っ赤になってて。





「雅紀っ・・・、」





僕たちは、




髪の毛一本、入らないくらいに


ギュウギュウにくっついて抱きしめ合って。





「ぅっ、




んぅ、




・・・うぇっ、




・・・あは、涙止まんなっ、



くふっ、」




「バァーカ、雅紀が泣くからツラレんだろっ、」





そう言って笑った翔ちゃんからも、



ポロンポロンって


涙が、



零れた。





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